2021/06/16
「ABEMA」新作オリジナルドラマ『箱庭のレミング』の企画・プロデュースを担当 藤井道人監督が総指揮
畑中翔太

SNSの承認欲求に取り憑かれた若者を描く、4部作のオムニバススリラー
「ABEMA(アべマ)」にて、2021年6月17日(木)より放送開始することが決定した、新作オリジナルドラマ『箱庭のレミング』(全4話)の企画・プロデュースをケトルの畑中翔太が担当しました。
『箱庭のレミング』は、SNSから生まれる若者の社会問題をリアルに描く4部作のオムニバスSNSスリラーで、各話主演に磯村勇斗、岡山天音、須賀健太、見上愛ら実力派若手俳優が出演し、日本アカデミー賞6部門受賞の藤井道人監督が総指揮を務めています。
インターネットの普及と共に、多くの人が情報収集やコミュニティの場として利用し、今や日常の一部となっている「SNS」。本作は、そんな SNS の魅力に囚われた若者たちの“心の闇”や“恐怖”を、圧倒的緊張感で描き出すミステリー作品です。
第43回日本アカデミー賞6部門を受賞した『新聞記者』をはじめ、2021年に公開した『ヤクザと家族』で注目を集める映画監督の藤井道人氏による総指揮のもと、山口健人氏、川島直人氏、下田彦太氏らが、過剰な承認欲求、間違った正義感、ネットストーキングといったSNSの普及により生み出された現代ならではの社会問題をテーマに、4部作のオムニバス形式でお届けいたします。
磯村勇斗、岡山天音、須賀健太、見上愛、実力派若手俳優が各話に出演
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6月17日(木)の第1話では、過剰な承認欲求をテーマにした「不純ないいね」を放送。SNSでの投稿がバズったことをキッカケに、エゴと醜い本心をむき出しにしながら、実の姉と対立する女子高生モデル役を女優の見上愛さんが演じます。“いいね”への欲望に駆られた姉妹の戦いは次第に過激化し、周囲を巻き込み取り返しのつか ない大事件へと発展...。承認欲求に囚われた若者の“心の闇”の行く末をリアルに描きます。

続く、第2部の「私刑倶楽部」は、SNS上での間違った正義感を題材にした作品。個人を晒しあげる裏サイト「私刑倶楽部」による炎上がきっかけで、自宅への嫌がらせや暴行被害を受けてしまう主人公を俳優の岡山天音さんが演じます。間違った正義感によって、人生を破滅させられていく炎上スリラーとなっています。

個人情報を特定するネットストーキングがテーマの第3話「名探偵S」では、ネットストーキング事件のニュースを知り、興味本位からそのアイドルの自宅住所を特定し始める大学生役を俳優の須賀健太さんが演じます。“アイドルが投稿する部屋の景色などから住所を特定する”という探偵ごっこのつもりが、とんでもない事件に巻き込まれ ていき… だれもが当事者になりうる、ネットストーキングの恐怖に切り込んだストーリーとなっています。
そしてラストとなる第4話の「Not Famous」では、フォロワー数を増やすために過激な行動に走る若者を、本作のストーリーテラーでもある人気俳優の磯村勇斗さんが演じます。チャンネル登録者数 2,000人に満たないライブ配信者が、“人気者になりたい”という夢を叶えるべく間違った方法で注目を集める、その行く末は…?
本作の放送決定に際し、総指揮を務める藤井道人氏は、「SNSという箱庭の中に囚われた彼ら彼女たちの顛末が、観てくださった方々のSNSと向き合って生きていく気付きになればと思います」とコメントを寄せ、ストーリーテラー兼、「Not Famous」の主演を務める磯村さんは、「色々な情報が手に入り、世界と繋がることもできる便利な時代にはなりましたが、広いようで実は狭いこの『箱庭』は、使い方、考え方を一歩間違えると自分を滅ぼしてしまう気がします。この作品が、今一度『SNS』との付き合い方を考えるきっかけになればと思います」とコメントを寄せています。
若者を虜にした恋愛番組や、オリシジナルドラマ作品を多く手掛ける「ABEMA」が、若者の“心の闇”に着目した4部作のオムニバスストーリー『箱庭のレミング』にぜひご注目ください。

■ABEMAオリジナルドラマ 『箱庭のレミング』(全4話) 概要
初回放送日時:2021年6月17日(木)夜10時〜
放送日時:毎週木曜 夜10時
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
初回放送 URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/A2AmnSy7Y3JeKH
総監督:藤井道人
制作企画:BABEL LABEL/博報堂ケトル 畑中翔太
製作著作:AbemaTV
キャスト:
見上愛「不純ないいね」主演
岡山天音「私刑倶楽部」主演
須賀健太「名探偵S」主演
磯村勇斗「Not Famous」主演

