2025/02/01
本屋B&Bで「博報堂ケトル選書フェア」が1月22日から始まりました!
中川紀彦

どうもこんにちは。本屋B&B担当の中川です。
先日から、下北沢にある書店『本屋B&B』で「博報堂ケトル選書フェア」が始まりました。
ここで紹介する本は、12月の頭に実施された博報堂ケトルの全体会議「やかんみがき」で、有志の社員によるビブリオバトル(参加者が自分の推薦する本をプレゼンするもの)を勝ち抜いた6冊。
ルールは、
・一人3分
・資料は使わない
という二点のみで、マンガから絵本など、まさしくノンジャンルでさまざまな本が紹介され、最後は全員の投票で6冊が選出されました。
ピックアップされた6冊を簡単にご紹介します。
『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』村瀬秀信(集英社 2024)/選者 伊集院隆仁
「球団関係者、マスコミ、そして古参のファンにさえ、その存在がほぼ知られていない謎すぎる老人監督を、作家・村瀬秀信さんが迫るノンフィクション作品」(伊集院)
『たまに取り出せる褒め』室木おすし(KADOKAWA 2024)/選者 村山佳奈女
「こんなにもささやかな一言・「褒め」に、人生は支えられているんだ!という、キラキラ輝くN=1が詰め込まれたオモコロの人気連載。人間ってかわいい、愛おしいと主語デカに思える一冊」(村山)
『スーパースターを唄って。』薄場圭(小学館 2023-)/選者 渡邊優津希
「貧困に暴力、薬物などが溢れる最底辺の暮らしから、主人公の大路雪人が唯一自分を信じてくれる親友のメイジとともに、HIPHOPで脱出を目指す物語。」(渡邊)
『真・プロレスラーは観客に何を見せているのか』TAJIRI(徳間書店 2019)/選者 曽根裕
「TAJIRI『洗脳』説の真相とは? プロレス界の緻密なロジックを解き明かす、プロレス本最強ベストセラー全編刷新、書下し!」(徳間書店HPより)
『女子攻兵』松本次郎(新潮社 2011)/選者 吉岡俊介
「人類が「異次元」に移住する世界の戦争が舞台のSF漫画。」(吉岡)
『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』かげはら史帆(河出書房新社 2018)/選者 中川紀彦
「現代に語り継がれる楽聖・ベートーヴェンの姿が捏造されたものだとしたら……? 音楽史を震撼させ改ざん事件の真相に迫ったノンフィクション」(中川)

