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連載 : 徒然、原カントくん

2023/04/21

徒然、原カントくん 2022.11.1~12.31

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。
 

11月1日(火)

いま売れまくってる新刊『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』の著者、百万年書房代表の北尾修一さんとラジオ日経のビジネス番組でご一緒。
北尾さんとは太田出版で雑誌「ケトル」を作っていた時代からお世話になっている業界の大先輩。
この本、下手したら誰かの人生変えかねない危険な一冊ですよ。

 

 

そしてラジオ日経を出て、近所の町中華で麻婆豆腐定職を食べたのだが、ここまで日本語が通じないハードコアな中華屋は珍しい。

深夜は、BS12「BOOKSTAND.TV」のオンエア。
ゲストは元乃木坂46の永島聖羅さん。永島さんの大好きな物件探しの趣味、独特の間取りの見方のお話伺いました。
 

 

なんて気さくで素敵な女子なんだ、この人は。
帰り、中目黒の部屋近くにあるスポーツバーでビールを1パイント飲んでクールダウン。サッカーワールドカップも、開幕まであと少しやで。

 

11月2日(水)

テレビ神奈川の朝番組『イイコト!』の番組収録。
ゲストは新刊「ディープヨコハマを歩く」の著者、佐野亨さん。この一冊読むだけで、横浜の歩き方が変わりますよ。

 

近々、野毛に飲みに行くことを心に誓う。

 

そんで、自分が連載している、NAVERの新サービスArticleの漫画レビューの最新絵画配信。嘘みたいなまさかの実話が描かれた衝撃の一冊『裁判長! ぼくの弟懲役4年でどうすか』を紹介しました。

 

 

この記事、結構SNSでも反響あったなー。

古今東西あらゆるドラッグにはまった故・青山正明氏が死ぬ間際まで食べていたのが「赤いきつね」ときいて、こりゃ間違いない、ということで、このところ毎晩「赤いきつね」を食べている。

 

11月4日(金)

早起きしてTBSラジオ『金曜ボイスログ』で、「ヴィンテージライターの世界 炎と魅せるメタルワーク」を紹介。

 

 

この展示が実現したきっかけは、ある一人の個人コレクターの寄贈があったゆえらしくて、土屋陽三郎さんという三洋証券の創業者の方の個人コレクションが、きっかけらしい。
ただ、寄贈されたのが土屋さんが1999年におなくなりなったあと、ってことなんで20年以上たっているわけだが、なんでここまで時間がかかったかというと、寄贈された数がなんと1万点以上っていう。地層を掘り起こすように一点一点調べていって、やっと今にいたって、ヴィンテージライターに特化した展示が開催できたそうな。


昼は渋谷のラジオに移動。
世界を股にかけるパフォーマンスユニット・3ガガヘッズがきてくれました。
 

 

コロナ禍の隙に、トルコでの全19ステージ3500人の前でのライブ活動の話など。
ちなみに、トルコでは過去、江頭2:50が半裸で尻太鼓をして国際問題レベルの暴動をひきおこしたこともあり、非常に警戒されつつライブを行っていたそうな。江頭さん、どんだけ伝説残してくれてんだ!

 

11月7日(月)

本屋B&Bで仕事しているふりをして、スタッフの冷ややかな目線を気にしつつビールを飲む。
なぜか現在、『キン肉マン』9巻と36巻だけ発売中です。
 

 

 

11月8日(火)

すっかり秋めいてきたぞ。そして、今日も「赤いきつね」を食す。

ラジオ日経「BIZ&TECH TERMINAL」にて、ケトルの『手口ニュートラル』本を書いてくれた著者の上野真理子さんとご一緒。ラジオ日経「BIZ&TECH terminal」にて12月9日、16日の2週にわたってオンエア。今年ももう終わりかー。

 

 

 

 

11月9日(水)

BS12「BOOKSTAND.TV」が放送。ゲストは元カリスマホストの手塚マキさん。

 

 

マキさんとは実は6年前くらいから新宿ゴールデン街で出会って以来のつきあいなのですが、収録現場にきたら「あれ?! これラジオ収録じゃないんですか?」って言っていたのにはびっくりした。

 

11月11日(金)

TBSラジオ金曜ボイスログで「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」をご紹介。
大佛次郎さんといえば文豪ですが、猫好きとしても有名。なごむなー。

 

 

昼は渋谷のラジオで、放送作家の柳田光司さんとご一緒。テリー伊藤さんの、今では考えられないコンプラ・バリアフリーな話で盛り上がる。

夕方、歩いて近所の目黒区率大橋図書館でボケーっとすごして、ほてほて歩いて帰宅。なんて穏やかな日々なんだ。

 

 

11月13日(日)

自分が運営している芸人・エレキコミックのメールマガジン「エレマガ。」のオフ会を中野セントラルパークで開催。
 

 

 

大勢の会員たちと久しぶりにリアルに乾杯した。この感覚、久しぶりだわー。

 

11月18日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」をご紹介。

 

 

オペラ座のバレエ団というと名門にもほどがあって、入る時点でどうかしているくらいの難しさなのですが、入った後もとんでもない競争社会でも知られていて、その最高位、トップオブトップのスターをエトワールというんですけど、その時代時代のエトワールが身につけた芸術品のような髪飾りや衣装、装飾品なんかも展示されておった。

 

11月23日(水)

BS12「BOOKSTAND.TV」、ゲストはつばきファクトリーの浅倉樹々さん。

 

 

ちなみに、浅倉樹々さんの名前の由来はおかあさんが「魔女の宅急便」のファンだったからだそうな。そんな話をききつつ、スカジャン着て何をかっこつけてんだ、俺は。

 

11月25日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』で『スカジャン展』紹介したあと、スカジャン着たまま会社に出勤。最近、スカジャンまみれの一日だが仕事につながるとは感慨深い。
今日は早朝、日本代表がサッカーワールドカップでまさかのスペイン勝利しためでたい日なので、何着てても許してくれるはず! しかし、眠い。

 

渋谷のラジオ「渋谷のほんだな」。ゲストは、旅するビジネスマンにしてYouTuber、小林邦宏さんがご登場。 

 

 

Wメガネでピース! 小林さん、年間250日海外に行っているって言うけど、この人の体内時計はどうなっているのか。

 

11月29日(火)

BS12「BOOKSTAND.TV」ゲストはNHKのドイツ語口座でもおなじみ、綿谷エリナさん。笑顔が最高。
 

 

 

 

はい、これまた別のスカジャン着てスカシてます。

 

12月2日(金)

渋谷のラジオで平成レトロ研究家の山下メロさんとご一緒。

 

 

彼にとってハードオフのジャンクコーナーは宝の山。
しかしなぜ、あの時代はなんでもスケルトンにしようとしていたのだろうか。

夜は下北沢B&Bで一人、ビール飲みながらクールダウン。
だんだんクリスマスの準備ができてきたぞ。
 

 

 

12月7日(水)

BS12「BOOKSTAND.TV」収録。

 

 

ふかわりょうさんと、でか美ちゃん、原カントくん。
力抜ける名前の3人。

 

 

MCなので、普段あまりつっこまれることないけど、今回ふかわりょうさんからバシバシつっこみを受けて焦る。やはりプロはすごいわ。

 

 

12月9日(金)

TBSラジオ「金曜ボイスログ」で「闇と光 ―清親・安治・柳村」をご紹介。

 

 

この展示を一言でいうと、江戸から明治にうつる日本で一瞬だけ流行った「光線画」という絵画のジャンルを特集した展示。
これどういうことかというと、明治になってすぐに東京の銀座に、ガス灯が出現したのだけれど、銀座の真っ暗な夜にガス灯の光を見た人は、そこではじめて「うお! 光って線でできてるのか」って衝撃を受けたんですよね。たぶん、かつて日本人がみたことない光。で、どうにか、この光を描けないか、ということで、始められたのが光線画です。

 

12月10日(土)

公開されるや話題沸騰中の映画『THE FIRST SLUM DUNK』を六本木ヒルズで鑑賞。オープニングだけで痺れる傑作だったが、帰り道に何故か台湾版『スラムダンク』のオープニングを見たくなった。高宮の完成度だけはこっちが上かもしれん。

 

12月16日(金)

TBSラジオで『マリークワント展』をご紹介。

 

 

20世紀においてファッションによって女性を解放した人が2人いる、と。一人はココ・シャネル。で、もう一人が、このマリークワント。ココ・シャネルは女性をコルセットから解放し、彼女はミニスカートで女性の膝を解放した。

昼は渋谷のラジオに移動。
伝説のバイクチーム「クールス」のオリジナルメンバー、大久保喜市さんとご一緒。

 

 

この人、モテ続けてきたんだろうなーという、男でも惚れそうなオーラ醸し出してました。
かつて原宿にあった伝説の喫茶店「レオン」の話題で盛り上がった。渋谷のラジオらしいお話。

 

12月17日(土)

自分が「水道橋博士のメルマ旬報」で編集を担当していた、樋口毅宏さんの新刊「中野正彦の昭和九十二年」がイーストプレスから発売予定だったのだが、突然の発売日前に回収という異例の事態に。こんなこと、本屋業界にいて初めてだ。

 

 

そしてこの本、メルカリで高値で取引されてるっていう・・・なんかおかしいぞ。

 

12月20日(火)

詩人の黒川隆介さんとラジオ日経のビジネス番組でご一緒。黒川さんとは明日の朝9時〜テレビ神奈川『イイコト!』でもご一緒します。言葉も素敵なのですが、声も良いのだ、この人。
 

 

もうすぐクリスマスだなー。

 

12月23日(金)

TBSラジオで「京都・智積院の名宝」をご紹介。

 

 

国宝の「楓図」と「桜図」というのが同時に展示されているのですが、これが寺の外に持ち出されて同時展示されるのは史上初とのこと。
この絵は、もともと豊臣秀吉が淀君との間にうまれた念願の男の子、鶴丸がわずか3歳でなくなったことを偲んで建てられた祥雲寺、そこのためにかかれた襖絵。


夜は、芸人・かもめんたる槙尾さんとファンのみんなで、高田馬場わっしょいで忘年会。かもめんたる、M-1惜しかったなー!
 

 

 

12月27日(火)

エル・カブキ単独ライブ2022下半期を鑑賞。60分間ノンストップ、笑いと毒舌の濁流に押し流されて、クラクラしながら新宿パティオスを出る。今年はもう十分充たされました。
 

帰り道、しばしご無沙汰になっていた歌舞伎町のバーに顔を出し、ハイボール3杯だけ飲んで帰宅。いよいよ2022年ともお別れだ。

 

12月28日(水)

メインMC水道橋博士の政治家当選によって、放送オクラ入り仕掛けていたBS12『 #BOOKSTANDTV 』の、豊島圭介さん/清水崇さん回が、絶妙な編集により『ホラー映画監督特集』として日の目をみることができたぞ!

 

 

 

12月30日(金)

NAVERの新メディア「Article」のマンガレビュー連載が、年末ギリギリに公開されました。なぜ令和に復活? バンド「たま」結成を描いた仰天エピソード満載の漫画 | 原カントくん。

 

 

 

"たま"といえば、中学生のときに年末のレコード大賞と紅白で観たの覚えているなー。
ということで、今年もおしまい。みなさま、来年もよろしくお願いします!

(了)

 

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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