2025/07/18
徒然、原カントくん 2025.05.01~06.30
原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル取締役COOである原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。
まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。
5月2日(金)
GW真っ只中にもかかわらず、渋谷のラジオに出頭。
生放送のレギュラー番組が全部なくならない限り、遠出の旅行もできない。なんてこった。
と、いいつつ人があまりいない渋谷の街まで自転車をこぐ。
『イカ天とバンドブーム論 人間椅子から『けいおん!』『ぼっち・ざ・ろっく!』まで』の著者、土佐有明さんとご一緒しました。
真っ昼間から、たまを聴きつつ、やはりあの4人の才能は桁外れだったなあ、と実感した。竹中労いうところの「たまは、日本のビートルズ」ですよ。
たまの満月小唄という歌が個人的に好きだから、勝手にここにおいておきます。
5月4日(日)
午前中からビール飲みながら、部屋でラスベガスから生中継される「井上尚弥VSラモン・カルデナス」の試合を観戦。
2ラウンド目の井上尚弥のダウンには、一人部屋で大声だしてしまった。ハラハラしたけど、井上尚弥、結局完勝。
しかし、このGWは充実のボクシングウィークだったなあ。ボクシングファンの自分としては、たまらん一週間だった。
5月6日(火・祝)
BS12『BOOKSTAND.TV』で、かもめんたる・岩崎う大さん回(2回目)がオンエアされる。
う大さんに、相方のかもめんたる槙尾さんの話題を出したら、苦笑いしてました。
5月7日(水)
雑誌『新潮』6月号が発売されたよ!
今年2月に本屋B&Bで行われた島本理生さん×鈴木涼美さんによる恋愛トークイベントのダイジェストが掲載されております。
改めてテキストで読んでも味わい深い内容だ、これ。
僕は司会・構成で参加しました。
5月9日(金)
GWが終わっちまった。
が、僕は変わらず通常運転。
早起きして、TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、酒呑童子をご紹介してきたよ。
上記の本によると、一説では、酒呑童子というのは、その昔、京都の丹後に漂着したドイツ人のことであるかもしれない、と。その名は、シュタイン・ドッジ。
このドッジは、ドイツの冒険家で、その昔、中国の宋からジパングに渡ろうとして丹後に漂着。結果的に、山にこもって山賊になった、そうな。
で、その頃の日本人が食べていない獣の肉を食べていたことから、人を食っているということになり、ヒトの生き血を飲んでいる、というのは彼が持ち込んだ赤ワインであったのではないか、と。で、シュタイン・ドッジが酒呑童子になった、との言い伝えがあるという・・・
これ、ムーじゃないですからね。あの岩波書店から出ている学術書。
こんな面白すぎるお話があっていいのか。
そして昼は、渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』へ。
久しぶりに、世界を股にかけるコメディ・パフォーマー、3ガガヘッズのお二人とおあいしてきました。
今度は、スリランカとブルネイに旅してパフォーマンスしてきたらしく、よそではなかなか聞けないエピソードを聞けた。
放送を終えて、いつも渋谷のラジオが終わるとルーティンとしていっていた某うどん屋が閉店していた!俺はこれからそどうすればいいのか・・・。
失意の元、おうちに帰る。
5月11日(日)
人生初めて、東京ビッグサイトに「文学フリマ」に行ってみた。
会場にはいったとたん、知り合いが出店しまくっていて、ワンブロック歩く事に声かけられて本を買う羽目に。
気がつけば30分しかたっていないのに、12,000円も散財。これ、迂闊にぶらついていたら破産するぞ。
危険を感じて早々と会場を後にする。。。なんつー危険なイベントだ!
途中、よしもと第一芸人文芸部のピストジャムさんとパチリ。
ピストジャムさんの本、下北沢B&Bの自分の店で打っているのに、自腹で買っちゃったよ。
面白いからまあ、いっか。
5月13日(火)
「スキなものをスキだといえる世界を創る」推し活事業を推してく会社、株式会社Oshicoco代表の多田夏帆さんとご一緒。
6.3と6.10の2週にわたってラジオ日経『BIZ&TECH TERMINAL』にてオンエア予定です。
昼、博報堂ケトルのある重要な経営会議をハラカドで行う。大事なことは案外、自分の会社では話せなかったりするものなのだ。
そして夕方は、稲垣吾郎さんのTOKYO FMの番組『THE TRAD』にお邪魔してきた。
前のゲストがNumber_i で、後はドレスコーズの志摩さんらしく、僕の場違い感が我ながら面白い。
文化放送のときは電話出演でしたが、今回、初めて稲垣吾郎さんと直接、お会いできることに。おすすめのノンフィクション本2冊を紹介してきました。
帰り半蔵門のTOKYO FMを出ると、落語家の立川吉笑さんとばったりあってご挨拶。そういや、吉笑さん、ついにこないだ真打ち昇進したんだよなー。今度6月にやる、真打ち昇進披露会にお呼ばれしたので行ってくる。
5月16日(金)
足の甲のヒビがもうほぼ一ヶ月たつのに、まだ治らない。いつ治るんだ、これ。牛乳でも飲んでみる。
そんななか、映画『6人ぼっち』のエグゼクティブプロデューサー野田爽介さんと、宣伝担当の小林里奈さんが渋谷のラジオに来てくださったぞ。
「青春してない青春映画」というキャッチコピーでしたが、めちゃくちゃ青春しているじゃないか、こばりなさん。ビンビンきました。
5月20日(火)
BS12『BOOKSTAND.TV』で、久々にマキタスポーツさんと一緒。
日清から、「10分どん兵衛」の考案者としてお墨付きをいただいたマキタスポーツさんから、あらゆる角度の外道メシをプレゼンしていただきました。
帰りにハラカドで缶ビールを1本飲んで帰宅。しかし、俺、一年ででビールを何リットル飲んでいるんだろう。近くのジムのジャグジー分くらいは飲んでいる気がする。
5月23日(金)
TBSラジオ『金曜ボイスログ』にて、「ヒロシマ・トマト 司 修 展」をご紹介。
司修さんは、絵本『まちんと』の作者だ。
『まちんと』は広島弁で「もうちょっと」という意味で、かつて原爆の被害にあって、トマトを「まちんと、まちんと」とお母さんにねだりながら死んでいった少女の魂の物語。なんともいえん、力を持った表情ですよね、この表紙。
その後、隣のBIZタワーに移動して、博報堂の営業さんとこみいったトラブル関係の打ち合わせ。
なんともいえないモヤモヤを残したまま、昼は渋谷のラジオ「渋谷のほんだな」へ生出演。
ゲストにトゥインクル・コーポレーション所属芸人・バニーぴょん吉郎が来てくれたぞ。
こんな釈然としない気持ちのまま、おもしろトークができますかっつーの。
やっぱり普段毎日、ラジオの帯番組なんかをやっているプロの芸人さんたちが凄いよね。
生放送終了後、即、トラブルの収集のために電話。そっちはどうだい うまくいってるかい。こっちはこうさ、どうにもならんよ。とサニーデイ・サービスの歌が頭のなかで流れてくる。
5月24日(土)
本屋B&Bで、僕が師事する水道橋博士と若林凌駕が運営する虎人舎の2冊、販売開始!
そして『博士と僕と、平成サブカル史』は目崎敬三の著者サイン付だ!
5月30日(金)
いまだ、仕事のトラブルは解決せず。
「うーむ」と唸りつつ、朝、赤坂の立ち食い蕎麦にて、わかめうどんを食す。もう、うどんしか噛める元気がない。
しかしながら、気合を振り絞って、TBSラジオ『金曜ボイスログ』に生出演。
『小湊鉄道開業100周年記念展「古往今来・発車オーライ!」』を、紹介してくる。
小湊鉄道の存在は、自分が編集担当する鉄道タレント・伊藤桃さんの連載で知っていた。その昔、BS番組のアカシックの撮影で赴いたことあるけど、とんでもなく電車の本数が少なくて、もはや開き直って小旅行を楽しんだ記憶がある。
そんで今回、小湊鉄道の開業100周年を記念したイベントが市原湖畔美術館で開催中、というわけだ。
市原湖畔美術館、正直いうと車かバイクで行ったほうが便利なのだが、今回ばかりは電車で行ってほしい。当然、小湊鉄道で。
最寄り駅は小湊鐵道の高滝駅なんだけれども、まず、この駅自体がいい。木造の無人駅で、千葉県の有形文化財になっている。
そして、いまここの駅にいくと、もうここから今回の展示がスタート発車オーライ。
「FOREVER KOMINATO RAILWAY」と刺繍された駅員さんの制服がぶらさがっていて、これはもうすでに、今回の参加アーティストである青山悟さんの作品。
そこから美術館まで歩く道道に、インスタレーション作品が展示されているっていうね。まあ、なんともいえない非日常の体験です。
そこから、生放送終わり次第、ダッシュで渋谷のラジオへ。
どんより雨模様の渋谷のスタジオからお届けしたのが、僕のもっとも仲の良い作家の知り合い・樋口毅宏さん。新刊『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』をひっさげてきてくださいました。
なんだろう、この地獄の深淵を除いたような、今日の曇天の空のような気持ちにさせてくれるノンフィクションは。
でも、2000年代頭の、最後の雑誌メディアが昂り、狂っていた時代の貴重な歴史的資料でもあるとも思う。
6月1日(日)
そんなことしているうちに5月も終わり、6月に突入!
一人で映画『サブスタンス』を観るために渋谷へ。
やっぱり午前中から劇場でビール飲みながら観る映画はいーなー。
映画『サブスタンス』は凄まじかった。でも、男性が観るのと、女性が観るのでは印象がかなり違うのではないか。
僕は、しばらくホルモン(特に、こてっちゃん)が食べられなくなりました。
その後、ほてほて代々木公園まで歩いて、まったく縁もないのに開催中の「ベトナムフェス」に何食わぬ顔して参加。333を昼から飲む。
6月3日(火)
朝起きて、テレビをつけると長嶋茂雄さん逝去のニュース速報。
昭和のひとつの終わり。アントニオ猪木逝去以来のインパクトではなかろうか。
6月5日(木)
わっしょいわっしょい!力ずくで自分を奮い立たせながら働く。
説明芸でYouTubeで火がついた芸人・鈴木ジェロニモさんとBS番組でご一緒したぞ。
僕のことも説明してくださいまして、最終的に「生まれたてのワニ」とのお言葉をいただきました。
詳しくは、以下動画を参照ください。
6月6日(金)
TVKテレビ神奈川『イイコト!』の収録で、セクシー女優兼作家の紗倉まなさんとご一緒。
こないだ渋谷の街を歩いていたら、ばったりライブハウスの前で紗倉さんと偶然再会しまして、そこから今回の出演に至りました。
知的でセクシー、最強かこの人は。
途中、鈴木涼美さんも遊びに来てくださいまして、3人で無駄話。
その後、赤坂のオフィスに戻って、経費処理のハンコを押しまくった。
6月7日(土)
一気に暑くなってきたぞ、6月!
そんな中、新刊『ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団』をひっさげて、とみさわ昭仁さんが渋谷のラジオにきてくれたよ。
そんな、とみさわさんはあのポケモンを作った会社、ゲームフリークの元社員。とみさわさんしか書けない渾身のドキュメンタリーです。絶賛、重版中!
しかし、とみさわさんのキャップ、今みたら相当かっとんでますな。
6月8日(日)
今日は久しぶりにスーツを着用。知り合いの落語家、立川吉笑さんが真打ちになるということで、ほてほて帝国ホテルまで真打昇進披露宴にいったのだが・・・度肝を抜かれた。
なんと、帝国ホテル・孔雀の間に600人以上、24卓がギッシリ。
どんだけお金がかかっているんだ!こんな規模の会合を、仕事でも観たことない。
ちなみに、隣の席は原カントくんの名付け親、水道橋博士。
その逆側の隣は、ライターの碇本学さん。
「ほえー」と圧倒されていると、突然、謎の余興が始まり、知り合いのアフロさんが登壇してきて、魂のラップをかましてきたのでビックリした。
その後、東出昌大さんが山から降りてきて、圧巻のスピーチ。
どうなってんだ、この会は。
この次に、これまた知り合いのR-1グランプリ王者 街裏ぴんくさんが登場。
最終的には立川志の輔、談春、志らくをはじめとした立川流一門が全員総出のもと、高田文夫先生の舵取りににより三本締めで終了!
ぱっと見、広域指定暴力団の跡目継承式に見えなくもない絵面だが、吉笑さん人生一度の晴れの舞台に同席させていただいたことに深く感謝。
おなかも頭もいっぱい。頭がクラクラしそうな一日でした。
その後、スーツ姿のまま、代々木公園のTOKYO PRIDEに参加して、鈴木涼美さん、Spappaグループ会長の手塚マキさんと軽くいっぱい飲む。
そして夜は部屋にもどって、ボクシングの中谷潤人 VS 西田凌佑 戦を一人観戦。
いやー痺れた!中谷潤人、強すぎる!もうバンタム級はいいだろ。来年のスーパーバンタム級での井上尚弥戦、このイベントのためだけにしばらく生きても良い。
6月10日(火)
朝起きたらゲリラ豪雨。梅雨がきたのか、これは。
まったくタクシーがつかまらないので、半身濡れながら虎ノ門のラジオNIKKEIへ。
『年収チャンネル』のホテスクールでもお馴染み、連続起業家の保手濱彰人さんとラジオ日経『BIZ&TECH TERMINAL』の収録でご一緒。
情報量が凄い!
保手濱さんは、かつてホリエモンのかばんもちをしながら『ガイアの夜明け』に出演したこともある人生いろいろなお奥深いお方。
資本主義を疾走しすぎた結果、今では、すでに悟りを開いたような境地に到達されておられました。
6月13日(金)
朝起きて、部屋でおもむろにお茶漬けを食す。お茶漬けか、うどんしか食べる元気がない日々は続く。
赤坂に移動して、TBSラジオ『金曜ボイスログ』の生放送に出演。
杉浦非水をご紹介させていただいた。
この人、竹久夢二と同じ時代に活躍したレジェンドですが、その功績の割に知名度が低い、と思うのだ。
杉浦非水、どういう人かというと、よく「日本初の広告デザイナー」と言われることもあるのだfが、どんな仕事をしてきたか、というと、わかりやすいところでは、カルピスの水玉模様を作った人。
「カルピス」の発売日が7月7日の七夕であったことから、天の川の銀河の群星をイメージしてデザインされたそうな。
あと有名なのは、三越の広告。三越の広告を25年くらいつくりつづけてきた。それで、『三越の非水か、非水の三越か』と言われるくらい。
その頃、三越というと、流行の発信拠点だから、杉浦非水がモボ・モガに影響を受け、逆にモボ・モガから杉浦非水が影響を受けるという謎サイクルを繰り返していたようです。
上記はアジア初の地下鉄(上野ー浅草線)のポスターだけど、ファッションみているだけでも面白いよね。
そんで、会社に戻って少し打ち合わせをしたのち、渋谷のラジオに移動。、
歌人にてボクサーにして、中華屋の店主である小坂井大輔さんとご一緒しました。
いつか、名古屋の駅西の中華料理屋『平和園』に食べにいかなきゃ。
この方がどんな人か、というのは以下の動画を観るとよくわかる。
6月15日(日)
BS12『BOOKSTAND.TV』で、『二人の噓』『流氷の果て』が話題の著者、一雫ライオンさんとご一緒。
この方の生き方自体がドラマになるくらいのハードボイルドなお方なのだ。いまや、一気にスター作家に。
Xでもフォローをいただき、あとで頭をたれつつフォローバックさせていただいた。
6月16日(月)
50歳になってしまった。今日が僕の50回目の誕生日。
夕方、会社で人生初のサプライズお祝いをしていただき、恐縮仕切り。
一生の思い出にします。
ケトル社長の船木さんから以前にきいた言葉だけど「40代は青年の老年期、50代は老年の青年期」の言葉を噛み締めならが、青臭く生きていくぞ!
(これ、調べたらヴィクトル・ユゴーの言葉だそうな。だとすると現代なら、あと10歳は後ろにスライドしたほうが良いかもだが)
6月20日(金)
いつの間にか、梅雨はどこかにいってしまったのかな。
TBSラジオで、ルノワールとセザンヌを紹介してきたんだけど、
この2人よりも、この2人のコレクターである2人の名を関した「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギョームコレクション」のほうが面白すぎるので、そっちを紹介したい。
その名の通り、ジャンヴァルテルさんと、ポール・ギョームさんのコレクションなのですが、これだけきくと2人は仲良しで、一緒に作品を集めたようなふうに思えるが、実は、全く真逆。
もし2人があったら殴り合いの喧嘩になっていたもおかしくない。
実は、このジャン・ヴァルテルは、ポール・ギョームの妻、ドメニカ・ギョームの長年の不倫相手で、後にドメニカはポールと別れた跡にヴァルテルと再婚します。ジャンヴァルテルさんはほぼアートのことはわからない。単なるメチャクチャな金持ち。
まず、ポール・ギョームさんが誰かというと、20世紀初頭のパリを席巻した画商にしてコレクター。若き頃のピカソとかモディリアーニと仲良くて、当時貧乏で無名だった彼らを助ける代わりに御礼にタダで絵をもらってたそうな。で、彼は経済的に成功してパリを代表するコレクターになり、ドメニカと結婚。
その後、なぜかポール・ギョームさんは謎の変死を遂げる。
この死の理由も不可思議すぎるのだが、ここから、ますますきなくさくなる。
当時のフランスの法律では、未亡人が夫の遺産を相続をするためには子供が必要だったそうなのだが、ドメニカはどこかから謎の息子を連れて、莫大なコレクションと財産を受け継ぐことに成功。
その後、不倫相手の大金持ちジャンヴァルテルと再婚。
すると、そのジャン・ヴァルテルも謎の事故死をします。ドメニカの財産はさらに凄まじいことに。
その後、自分が連れてきた自称というか他称、息子の殺害計画が判明しまして、息子は「自分は母に殺される」と言い残してアメリカに逃亡。そして、母であるドメニカを訴えることに。これで、もうパリのゴシップ誌は大騒ぎになる。
で、ドメニカは自分の逮捕を逃れるために、裏交渉で、ポール・ギョームから受け継いだ至極のコレクションを国に寄贈したのではないか、それがオランジュリー美術館のコレクションになっているのではないか、という噂もある。
いや、寄贈というか結局、フランス政府は金はらって買ってるのだが。
という、クラクラするようなエピソードを紹介したのち、渋谷へ移動。
渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』へ。
ゲストは、以前、テレビ神奈川『イイコト!』で一緒したこともある、ライター國友公司さん。
もともとの出自がクーロン黒澤さんの弟子、ということで、陽のあたるフィールドで書いてないだろうな、とは思っていたら、案の定、かつて歌舞伎町のヤクザマンションで暮らしていた話や、西成のドヤ街で勤務!していた話や、アジアを自転車旅行していた話など、真っ昼間からコクのある話を連発。
とても、この爽やかな風貌からは想像できない弩級のお話のオンパレードでした。
6月24日(火)
水道橋博士主演、青柳拓監督の映画『選挙と鬱』が、いよいよ今週末公開!ということで、僕も公式サイトにコメントを出させていただきました。
偽りなく、おすすめです!
6月25日(水)
6月26日(木)
今日は朝から下北沢で働く一日に。
昼から本屋B&Bでビール飲みながら企画書を書き、その後、博報堂の役員とオンライン会議。いつのまにか陽が落ちていた・・・いいのか、これで。
そんな本屋B&Bは、懇親のノンフィクションフェアを展開中ー。
気がつけばもう夏!
2025年、ここが折り返し地点とは信じがたいです。
(了)

























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