SHARE THIS PAGE

ようこそ
カテゴリ
会社情報
閉じる
連載 : 徒然、原カントくん

2025/12/01

徒然、原カントくん 2025.09.01~10.31

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル取締役COOである原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

9月2日(火)

9月に入っても夏はまったくブレーキをかけてくれない。完全に夏だ。

朝、軽く歩いて出勤しただけで汗だく&日焼け。

その後、アイスコーヒーを飲みながら、博報堂のBDさんとオンライン会議。

続けて BS12BOOKSTAND.TV』の収録で、歌人・上坂あゆ美さんとご一緒。

彼女の紡ぐ言葉は、柔らかいようでいて、突然切れ味バツグンになるから油断できないのだ。ますます売れるぞ、この人!

 

 

 

そして、ホラー作家の背筋さんともご一緒です。

著作「近畿地方のある場所について」も映画化されたばかりで、いま、勢いに乗っている旬の書き手だ。

デビュー作が70万部突破、って凄すぎないか。いまや、大御所作家でも重版して2万部とか3万部の世界だぞ。

会社に戻って、ちょいとややこしい会議に巻き込まれ、逃げるように退社。

そのまままっすぐ部屋に帰る気にならず、渋谷の「のんべえ横丁」でしこたま飲んでしまった。。。

9月4日(木)

なんと今月末、三崎港で開催される「芋煮ロックフェスティバル2025」前夜祭の司会を務めることに。

映画『音楽』がいかに素晴らしいかを、監督・脚本家と一緒にプレゼンしてくる。

あの衝撃がもう5年前とは! ただし今、配信では観られない。

もう当日は、三崎港の旅館に前泊するぞ!

 

9月5日(金)

起床。今日も今日とて、「田原総一朗風目玉焼き」をつくって食す。あと、お米と、わさび漬けも。

最近、お米を自分で炊き始めたのだが、米ってこんなにも高いのか。どうかしてるぞ、これ。

その後、お茶を飲んだ後にTBSラジオへ。

東京都写真美術館 「総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」を紹介してくる。

 

ペドロ・コスタは、ポルトガルを代表する映画監督。

特徴としてはドキュメンタリーともフィクションとも言えない作品を撮る人で、作品のテーマは「移り変わる都市」と「貧困」。舞台は常に街のスラム街や、そこに暮らす人々なんだが、とにかく暗くて静かなんですわ。

僕も20年前くらいに『ヴァンダの部屋』という映画を見た時、映画館で寝てしまった経験があったのだが、ついこないだ下北沢のK2シネマで、ペドロ・コスタの初期作品集の4Kリマスター版が上映していまして入ってみたところ、この展示のタイトル通り、インナーヴィジョンに入りすぎたのか、気持ちよく寝ました。

 

その後、即、渋谷のラジオに移動。

これまた怪異ブームの火付け役といってもいい、ヨコザワ・プロダクション社長の横澤丈二氏とご一緒。

 

この横澤さん、メディア出演中によく怪奇現象が起きるそうだが、今回、生放送中にラップ現象が起きなくて本当に良かった。

その後、下北沢の本屋B&Bに移動して、あるタレントさんと打合せ。

相当、知名度ある方なのに、マスクもつけず「やあやあ」と下北沢駅から歩いてきていて驚いた。

駅前の喫茶店でしばし、打合せ。

この話が実現するかどうかは不明だが、是非、着地させたい!

 

9月7日(日)

本屋B&Bから、ホテホテ歩いて北澤八幡宮へ。

毎年恒例の、お祭りに行って、他人の子どもたちを眺めてきたよ。

 

一人で行くお祭りが好きだ。なぜなのか考えたところ、たぶん「自分は、さびしんぼうの一人好きだから」という結論に達した。厄介である。

他人の子どもにみとれつつ、ビールを2杯飲んで帰宅。暑い。

 

9月9日(火)

今日は九九の日。

ラジオ日経にて、カズオ・イシグロの傑作小説を映画化した『遠い山なみの光』の映画プロデューサー、石黒裕之さんに映画ビジネスについてうかがってきたぞ。

とにかく「広瀬すずちゃんは、実際、可愛かったですか?」とだけ、聞きたかったけど我慢しました。

収録後、虎ノ門のなぜか中国人が運営する町中華が立ち並ぶ一角で、激辛刀削麺を食べて帰社。

その後終日、胃にダメージを引きずってしまい、お仕事にならない。

この刀削麺、そこそこ立派な暴力だよ。

 

9月10日(水)

YouTuberの小林邦宏さんとやっているPodcastで、NETFLIXのドキュメンタリー番組『Tinder詐欺師』を紹介してきた!

 

このドキュメンタリー、タイトルがやる気なさすぎてスルーしている人も多いかもしれないけど、面白すぎる。

しかも、この詐欺師、NETFLIXのおかげで世界的な知名度を獲得し、今はイスラエルに住みつつ、全世界レベルで情報商材を販売し億万長者になっているそうな。鋼のメンタル。

 

9月12日(金)

いまだ暑すぎる。

家の前の、目黒川沿いをランニングしている連中に「身体に悪いから、やめておいたほうがいいですよ」と注意しようかな、と一瞬思ったけど、やめました。

TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、茅ヶ崎市美術館で開催中の『「白樺」日本における西洋美術の導入と広がり』を紹介してくる。

 

「白樺」は文学雑誌なんだけど、実は美術界への貢献も甚だしい。ゴッホやセザンヌ、マチスをいち早く日本に紹介したのもこの雑誌。

そして、ここから生まれた日本のスターが岸田劉生なのだ。

あの、美術の教科書にて、全小学生にトラウマをたたきこんだ「麗子像」の作者ね。そんな遍歴を読み解ける展示になっている。

そして、即、渋谷のラジオへ移動。

東京キララ社代表の中村保夫さん、DJ吉沢dynamite.jpさんがゲストにきてくれて、かつて渋谷にあった、伝説のレコードショップ、CISCOのお話をしていただいた。

CISCO、地方の香川県の高校生だった僕にも評判が飛んでくるぐらいの伝説だったよね。

とにかく二人の熱量、コレクター魂&愛が炸裂する放送となっております。

9月16日(火)

仕事で読まなければならない本が多すぎて、本来の好きな読書ができない。

しかも、同じ日に複数の作家に会うこともあって、一冊に集中することすらできないのだ。

もうね、それがストレスで、たまに仕事から離れて、好きなように本を読み漁りたくなる。

さてさて、そんなことを思いつつ、どえらい売れっ子放送作家の飯塚大悟さんが、BS12BOOKSTAND.TV」に来てくれたぞ。

 

本の話はもちろん、ウエストランド井口さんとの出会い、そして昨今のお笑い会の現状についてお話を伺いました。

 

詳しくは以下よりどうぞ!

 

9月17日(水)

駅から本屋B&Bへホテホテ歩いていたら、下北沢の駐車場に謎のネコちゃんを発見。なんぞ、これ。

 

9月18日(木)

どうやら昨日のネコは、下北沢アートナイトで展示する巨大オブジェの点灯テストをしていたところだったようです。月もキレイになってきた。

 

さて。来月、本屋B&Bで行う公開収録の告知バナーができた。

最近のAIは、なんでも作ってくれるなあ。

 

9月19日(金)

朝、TBSラジオにて、幕末の天才絵師「絵金」を説明してくる。

 

この方、本名は弘瀬金蔵。「絵師の金蔵」が略されて絵金になったわけ。

主に、歌舞伎や浄瑠璃のワンシーンを描いた屏風絵が有名で、土佐地元では"絵金さん”の愛称で親しみを込めて呼ばれる地元に愛されている町絵師だそうな。

この方もとはバリバリのエリートの狩野派の絵師でして、若くして頭角をあらわし、土佐藩お抱えの絵師として江戸に派遣されていた。本来10年かかる修行期間を3年でクリアするくらいの天才ぶりだったらしいが、なんかトラブルがあって、33歳の頃、江戸を追放されます。

理由は、贋作を描いた疑惑がかけられたことらしいのですが、一説には、彼の出世に嫉妬した誰かにハメられた、という説もある。

そこでもう、いろんなことに嫌気がさして、自分のおばさんの地元に身を寄せたと。そこが、今で言う高知県香南市の赤岡町というところで、そこで彼はプロの絵師というよりは、もう街のおじさんとしてね、地元の農民や漁師に頼まれるがままに絵を描いていたそうで、その絵がまとまって東京で展示されているのは今回が初とのこと。

 

帰り、TBSのエレベーターのろうとしたら、もう会社をあげて世界陸上一色ですよ!

この写真の対面では、織田裕二が雄叫びをあげているポスターが展示されていました。

その後、渋谷のラジオのスタジオへ。

9月28日に神奈川県三崎港で行われる「芋煮ロックフェスティバル」主催の國井久嗣さん、かもめ児童合唱団プロデューサーの藤沢宏光さんとご一緒。

 

お昼どきに渋谷のラジオから、かもめ児童合唱団の歌声が空にとけていきました。

本当に、本当に最高だから、ちょいとだけでも聴いてみて。

来週末が楽しみだ!

 

9月21日(日)

中目黒から新宿のサンモールまで自転車こいで、エレキコミック単独ライブ『50』を観てくる。

ユーゴーの名言"40歳は青年の老年であり、50歳は老年の青春"を地でゆく痛快さ。50歳の自分もパワーもらったなー。そして明後日は、自分が主宰するエレキコミック『エレマガ』芋煮会だ!

 

9月23日(火)

今日は快晴の休日。

エレキコミックのファンたちと中野で恒例の芋煮会をやるのだ。かれこれ、もう10年間、毎年秋にやっている。

毎年の反省を踏まえ、自分の飲酒量はおさえ気味にしつつ、絶好調に芋煮会のグルーブは増していく。

知らないうちに、ファン同士でつきあいだして、結婚し、そして子供も生まれて、その子達もやってきて、という壮大なサーガのようなメルマガになってきましたよ、エレマガは。

最後、そんな子どもたちも交えて、エレキコミックのお二人と一緒にパチリ。

 

9月24日(水)

BS12BOOKSTAND.TV』で、ついにあのリーゼント刑事こと、秋山博康さんとご一緒できました。

 

ルフィ事件、トクリュウ、JPドラゴンの話など物騒な話だけしております。

 

9月26日(金)

TBSラジオで、SOMPO美術館で開催中の『モーリス・ユトリロ展』を紹介。

 

ユトリロの絵の人気の理由は、ひとつには、彼の絵から醸し出てくる哀愁・切なさ、だと思う。特に日本人は大好き。

しかし、彼の人生は作品以上に、切ない。

まず、ユトリロは、1883年に私生児として生まれる。母さんはシュザンヌという人で、めちゃくちゃモテた人だそうだが率直に言って、母親としては失格。

子どものユトリロをほうりっぱで男と遊びまくる。誰がお父さんかわからない。今で言うネグレクト。ユトリロのお父さんはルノワールなんじゃないか、というまことしやかな噂もあったそうな。

そして、ユトリロはおばあちゃんの家に預けられるのだが、そのおばあちゃんも大概で、子どもが泣くとうるさいからユトリロに酒をのませていたそうな。飲むと寝るから。

そんなことしているうちに、ユトリロ、8歳のころには立派なアルコール依存症になる。当然、勉強も仕事もできない。そしてなんと、18歳頃に精神病院に強制入院。で、そこで絵画療法というのですかね、依存症の治療として始めたのが絵というわけなのだ。だから、絵は完全な独学。

病院を出て家に戻ると、お母さんは資産家と結婚していたのだが、ユトリロよりも3歳も若い22歳の男の愛人をつくって家に住み着かせている。家にいられないから、またバーにいって飲んじゃう。

ただね、ネグレクトを受けた方によくある傾向なんですが、ユトリロは生涯ずっとお母さんを求め続ける。かまってくれないから。ずっと大好き。マザコンになっちゃう。

そんで、これが良いことか悪いことかわからないが、ユトリロがセラピーで始めた絵が人気が出てきちゃう。で、絵が売れる。するとお金が入ってくる。で、それで飲んじゃう。

皮肉にも、依存症を治療するために始めた絵が、さらに依存症を加速することになっちゃう。

一方、ユトリロは超売れっ子になり、お母さんは彼に目をつけて、ユトリロの資産管理を始めるのだ。ユトリロにマシーンのように絵を描かせる。1907年なんて600枚書いてたっつうんですよね。ほぼ1日2枚ペース。

さらに、ユトリロを自分の知り合いの金持ちと結婚させます。

このとき、ユトリロは53歳で、結婚相手は12個上の65歳ですよ。

 

はっきりいって、ユトリロの人生でいいことみつからないのだ。

ただ、芸術の神様というのは厄介で、ユトリロが悲惨な時期こそ、その頃の絵が良いっていうね。

特に彼が一番悲惨な状況だった「白の時代」という時期の絵が特に素晴らしい。

ユトリロの絵って、偽物・贋作が多いんですね。それは、逆に言えば真似できるぐらいテクニック的には大したことない絵なんです。ただね、ユトリロにしか出せない、もう良いとしか言えない魅力がある。

ゴッホや佐伯祐三の絵に通じるような、魂をかきむしってくる力があるのだ。

 

 

そんな話をしたあとに、渋谷のラジオに移動して、モデル・タレントの橋下美好さんとご一緒。

6年ぶりの再会で、彼女は27歳になっておられた。

その間、某恋愛リアリティ番組にも出演し、すっかり大人の風格をまとった魅力的な女性になっておられました。チャーミング!

9月27日(土)

朝起きて、冷凍うどんをたべたのちに、神奈川県三崎口に向かう。

今夜は、芋煮ロック・フェスティバルの前夜祭で、映画『音楽』の岩井澤監督と、大橋裕之さんとトークイベントでご一緒するのだ。

早めに三崎港について、缶ビールのみつつ商店街を散歩。

かわいい猫ちゃんを発見したぞ。

その後、会場のミサキドーナツにて、お客さんと一緒に映画『音楽』を観たあと、みなさんとアフタートーク。

いやもう映画の余韻が凄くて、俺たちの話は必要ないんじゃないか、と思ったりもしたけど、無事終了して、最後記念にみんなでパチリ。

 

その後、打ち上げにいくわけですが、近くのミサキプレッソでしこたま飲んだあとに、近所の「スナック恋人」へ。

70歳くらいの素敵な恋人が一緒に時間をすごしてくれたぞ。

 

以下、カラオケでエレカシを熱唱する漫画家の大橋裕之さん。

以下、サザンを熱唱する、通りすがりの外国人。

 

主催者側が取ってくれていた宿に帰ったら朝の5時ですよ。泥酔してスライディング就寝。

 

9月28日(日)

本屋B&Bとして出店しているので、朝9時に目を覚まして会場へ。

すでに本屋B&Bのスタッフ、中村さんと朝倉さんはきていて本とPOPをセッティングしてくれていた。

二日酔いの僕は、まったくの無力!戦闘能力-40 という状態で全力で呼吸をする。

 

 

そんなことをしているうちに、「芋煮ロックフェスティバル2025」スタート!

いやーなんて気持ちの良い場所なんだ、ここは。

酔っ払って踊っていた僕を、三崎のアイドル・ミネシンゴさんが隠し撮りして送ってくださいました。いや、もしかしたら立ったまま寝ていたのかもしれん。

 

おれ、この2日間で36時間くらい連続飲酒していた気がするよ。

自分が燃え尽きたと同時に、本当に、自分のなかで今年の夏を終了。部屋に帰って、サンダルを靴箱にしまいました。

 

10月3日(金)

今日の『金曜ボイスログ』は、『生誕120周年記念 伊藤彦造展 ~美剣士の血とエロティシズム~』をご紹介。

この方、昔の、挿絵絵師なんですが、吉川英治の『宮本武蔵』の挿絵を描いた方。

 

かなりかっとんでいた人らしく、ギリギリの極限状態の絵を描くために、自分家の庭で弟子と共に真剣を用いた立ち会いを行い、本当に死に直面するような状況を経験してから絵を書いていたらしい。

あと、血飛沫を忠実に再現するために、近所の肉屋にいって動物が解体されるようすをつぶさに観察していたそうな。

そんで、彼の一番有名なエピソードですが、昭和7年、神武天皇即位紀元2600年という、当時の国家的事業において、神武天皇の立像を描いてほしい、という依頼があったそうなんですが、そのとき、絵具の代わりに、自分を切り刻んで血を使って書いたそうです。

どうかしている。

そして、『金曜ボイスログ』今回を持って5周年だってさ。気がつけば5年間も毎週金曜日、赤坂にきていたんだなー。

MCのミトンさん、5年間お疲れさまでした!

BS12『BOOKSTAND.TV』も最新回が放送。

『#真相をお話します』『どうせ世界が終わるなら』の結城真一郎さんが来てくれたぞ!

以下からアーカイブもみれます。

 

そして、昼は渋谷のラジオで、

元バチェラー・ジャパン覇者の倉田茉美さんと、元セクシー女優で今は作家・アーティストの戸田真琴さんとご一緒。

 

なんだかよくわからないうちに終わりました。

 

10月10日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』に出演したのち、TBSのロビーに降りると、TBSが世界陸上のおかげで視聴率1位獲ったということで、タダでコーヒーゲットできたぞ!

そして、ビルを出たらアッコライブペインティング中。

10月14日(火)

元日経新聞記者で、日経新聞を派手に辞められた作家の鈴木涼美さんが、10年の禁を経て、ラジオ日経の番組『BIZ&TECH TERMINAL』のゲストに来てくれました。

まったくもってビジネスもテクノロジーの話も、ビタイチしておりません。

 

10月17日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』にて、国立公文書館で開催中の「世界へのまなざし」をご紹介。

ご存知のように、江戸幕府は鎖国をしていましたが、完全に日本と外国の情報ルートを閉じていたわけではなくて、部分的に窓口をもうけていた。

具体的には、4つ。まず有名なのは長崎の出島ですね。主にオランダ・中国との貿易に使っていた。

そんで、同じ長崎の対馬、ここは朝鮮との窓口ですね。そして、薩摩藩が支配していた琉球。ここ経由で中国と貿易していた。

最後の4番目が松前、つまり北海道ですね。アイヌ民族やロシアとの交易をしていた。

ということで、今回の展示は、そんな鎖国中の江戸時代に、これらの窓口を通じて、どのような海外の情報が伝わっていたのか。当時の一級資料を紐解きながらみてみよう、という展示です。

 

その後、渋谷のラジオに移動。

太田プロの地理地図芸人、小林知之さんがいらっしゃいました。

10月18日(土)

土曜日。天気も良いので一人バイクでツーリングに出ていく。

 

今日はどこに出しても恥ずかしくないバイク日和だわ。

 

10月19日(日)

代々木公園にいったらインドネシアフェスをやっていた。東京中のインドネシア人が集結しているのではないか、と言わんばかりの熱気!

 

そして、インドネシアの本屋を発見。

立ち読みするもビタイチ文字が読めませんでした。

 

10月20日(月)

会社にかわいいやつがやってきたぞ。名前はまだない。

 

10月21日(火)

BS12『BOOKSTAND.TV』に、初代MCの水道橋博士が出演!

敬愛する博士と久しぶりに話せて嬉しかった。

10月24日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、UKロック伝説のカメラマンであるローレンス・ワトソンさんをご紹介。

このローレンス・ワトソン、名前は知らないとしても、オアシス好き、いやオアシス抜きでもUKロック好きだったら、彼の作品に触れずに生きている人はいないだろう、という重要カメラマン。彼が撮影してきた被写体たちが凄まじい。

オアシスはもちろん、ポール・ウェラーあと、ザ・スミス。スミス解散前のメンバー全員そろった最後のフォトセッションを撮ったのもワトソンだそうな。そして、パルプ、スエード、オーシャン・カラー・シーン。そんで、彼が凄いのは、もともとオアシスとバチバチだった、ブラーの写真も撮っているというね。

そんな彼が、今週末のオアシス東京ドーム公演に合わせて日本にきている!ということで、挨拶をしてきたぞ!

彼が主役の写真展なのに、彼自ら、コンビニかどこかでビールだの日本酒だの買い込んできて酒盛りが開始。撮影NGのギャラリーで、突然、ツーショット撮影会が始まるという、彼を好きにならずにいられない!モリッシーとかポール・ウェラーとかギャラガー兄弟とか、めちゃくちゃ面倒くさそうな人も彼を大好きな理由がわかりました。

 

昼は渋谷のラジオに移動して、編集者・ライターの佐藤誠二郎さんとご一緒。

彼のパンク人生の集大成とも言える一冊『いつも心にパンクを』を肴に、サブカルオジサン二人がパンク・ロックについて盛り上がった!

 

夜は、縁あって、モモコグミカンパニーさんの詩集『氷の溶ける音』発刊記念展示会プレパーティーにお邪魔してきたぞ。

"言葉を拾う"という行為をアクティブに体験する展示。

新鮮でした。そして明日から本番です!

10月26日(日)

週末ルーティンの代々木公園の散歩を済ます。ナイトマーケットをやっていたよ。

 

 10月27日(月)

本屋B&Bで、靴職人の花田優一さんと、YouTuberの美容整形ちゃんといっしょに『たびかるジャンクション』の公開収録done.

 

花田優一さんはご存知、貴乃花 光司の実子でイタリアで靴職人修行をされた方、そして美容整形ちゃんは総額2,000万円超の美容整形を行いつつ、世界を気ままに旅する女子。よくわからないけど、会場にきた皆様には楽しんでいただけたのではないでしょうか!

 

10月29日(水)

今年も、渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』に高校生がインターンに来てくれました。

自由学園高等部2年の尾辻渓さんと関岡華慈さんです!16歳と17歳!こんなスカジャンを着て出勤する大人になってはいけないよ。

10月30日(木)

BS12BOOKSTAND.TV』最新回のゲストは、アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)の青柳佑芽さん。

 

30歳近く年下の女子と、星新一のショートショートについて語る日がくるとは思いも寄りませんでした。

 

10月31日(金)

今日は、TBSラジオ『金曜ボイスログ』は、長崎からオンエアということで僕はおやすみ。久々にゆっくりできる金曜日の夜でした。

昼は渋谷のラジオで、格闘技ライターの茂田浩司さんとご一緒。

僕をボクシングファンに引きずり込んでくれたのは、この方です!

帰り、渋谷のヴィレッジヴァンガードにちょいとだけ寄り道してから帰社。ビールを呑みながら企画書を書いてみたよ。

 

(了)

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
  • SHARE THIS PAGE