2022/03/22
「博報堂ケトルSTOVEカンパニー」新規事業 電子コミックの出版・配信をスタート! ダーク・ヒューマンストーリー「夢喰い」の連載開始!
ケトルキッチン編集部
博報堂ケトルのSTOVEカンパニーは、新規事業として電子コミックの出版・配信をスタート。その第1弾となる新作電子コミック「夢喰い」を2022年3月22日(火)より、コミックシーモア、Kindle、Apple Books、Google Playブックス、Abemaマンガ、pixivコミック、DMM.com などにて配信開始いたします。

同社初となるオリジナルコミック「夢喰い」は、原作・シナリオにドラマ「お耳に合いましたら。」「八月は夜のバッティングセンターで。」「絶メシロード」(いずれもテレビ東京)などの原案・企画・プロデュースを手掛ける株式会社deaの畑中翔太氏、作画は若手実力派の漫画家・こうや豆腐氏が担当。おふたりの初タッグにより誕生した、全9話の完全オリジナルの連載コミックです。
人々が抱く「夢」をテーマに、主人公の高海準(たかみじゅん)が、古くより人の夢という想いを喰らうと言われている鬼霊“獏鬼”の力を使い、“夢追う人々の想い”にとどめを刺していく新感覚のダーク・ヒューマンストーリー。人生において何かを成し遂げること、ひたすらに頑張ることだけが「正」とはいえない現代の中で、人が抱く「夢」という想いを通してその意味を問う作品です。ぜひご期待ください!
■ストーリー(あらすじ)
都会の喧騒の中にたたずむBar・サファイア。表向きはただの小さな店だが、その裏の顔は「夢喰い屋」という、ターゲットが抱いている「夢」という願望や希望を消し去る“闇稼業”を行っていた・・・。
古くより「人の夢を喰らう」と言い伝えられている鬼霊“獏鬼”の力を持った青年・高海準(たかみじゅん)が、サファイアへとやってくる様々な人間からの依頼を受け、“夢追う人々の想い”にとどめを刺していく——。
「くだらない夢なんて抱かない方が幸せだ」
夢を追うことが、何かを成し遂げることだけが正しいことなのか? 人の想いに終わりをもたらすことで人々にその意味を問う、ダーク・ヒューマンストーリー。
■「夢喰い」概要
作品名:夢喰い
原作/シナリオ:畑中翔太
作画:こうや豆腐
価格:<分冊版>1話100円(税別)
配信開始日:第1話 2022年3月22日(火)、第2話 2022年3月22日(火)
出版元:博報堂ケトルSTOVEカンパニー
配信書店:コミックシーモア、Kindle、Apple Books、Google Playブックス、
Abemaマンガ、pixivコミック、DMM.com 他
作品ページ :(一部抜粋)
コミックシーモア
https://www.cmoa.jp/title/240828/
Abemaマンガ
https://dokusho-ojikan.jp/series_list/series_id=204012?ref=search_authors_result
pixivコミック
https://comic.pixiv.net/store/products/1104541
DMM.com
https://book.dmm.com/series/?series_id=4167706
■プロローグ
〜1話「偽りの才能」〜
「私の婚約者の夢を消してほしいんです」。ある日サファイアを訪れた女性が依頼したのは、有名漫画家を目指す婚約者への“夢喰い”だった。男性は過去に新人賞も獲得してきた才能ある人間。夢食い屋のメンバーは早速ターゲットへの接触をはじめるが・・・——。


~2話「幻想と代償」~
サファイアの常連・工藤凛が連れてきた依頼人は、行き過ぎたファンの言動に苦しむ地下アイドルの女性だった。妄想の中で彼女との「結婚」を望む狂気なファンの想いを消し去るために、ターゲットである男性へと近づく準たちであったが・・・——。


■作者プロフィール
畑中翔太(原作/シナリオ)
【プロフィール】
1984年生まれ。博報堂、博報堂ケトルを経て、2021年dea inc.を設立。「人と社会を動かす」ことをテーマに、これまでに数多くの広告キャンペーン制作を手掛ける。現在ではドラマやテレビ番組の企画・プロデュース・脚本までを行う。主な作品に「お耳に合いましたら。」「八月は夜のバッティングセンターで。」「絶メシロード」などがある。これまでに国内外の200以上のクリエイティブアワードを受賞。2018年クリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリスト、カンヌライオンズ審査員、地域創生プロジェクト「絶メシ」の生みの親。現在ではコンテンツスタジオ・BABEL LABELにも所属。
【コメント】
この「夢喰い」は元々ドラマの原案として企画したものでした。それを作画のこうや豆腐さんとタッグを組み、約2年という時間を掛けて、自身初のコミックス作品として世に送り出すことができました。「夢喰い」は、人が抱く「夢」という想いを喰らうというファンタジー的な要素もありつつ、その根っこは、“人生における正解”が多様化する現代において、何かを「諦めること」を肯定するような作品です。“ダーク・ヒューマンストーリー”という新ジャンルの作品となりなすが、今後の展開をぜひ楽しみにしていただければと思います。

こうや豆腐(作画)
【プロフィール】
漫画家、イラストレーター。
【コメント】
「夢」という言葉の、漠然ときらきらしたイメージの裏にある暗い部分にスポットライトを当てた物語に感銘を受け、本企画に携わらせていただきました。夢を抱くことが、抱き続けることが、どんな将来に繋がるのか。原作である畑中さんの想像する物語が、より広くより深く読者の方々に伝わればと思いながら作画させていただきました。その想いをどこまで形にできたかはわかりませんが、多くの人が手にとってくれることを願っております。


