2019/12/03
少子高齢化に苦しむ「街とコミュニティ」を再生した方法とは
中川紀彦
出演者の法政大学・現代福祉学部 福祉コミュニティ学科教授・保井美樹さんの編著『孤立する都市、つながる街』(日本経済新聞出版)
こんにちは。本屋B&Bの中川です。
本屋B&Bは、東京・下北沢にある小さな本屋。「ビールを飲みながら本を読むことができる」「毎日イベントを開催している」をコンセプトとして掲げ、2012年7月にオープンし、今年で7年目を迎えました。
さて、今回紹介するのは、そんななかでも、ちょっと真面目なイベント。
少子高齢化が進み、国力低下が社会問題となって久しい現代日本。かつて自由の象徴だった都市では、コミュニティが希薄になることで、孤独死や、児童虐待など深刻な問題が起きています。
この現状に危機感を覚えた人々が、「コミュニティの再生」を目指し、福岡県の「日の里サードベース」「大牟田市認知症ケアコミュニティ」、鹿児島県の「ブリ奨学金」、大阪府の「豊中あぐり」、横浜の「まち保育」などさまざまな取り組みを生み出しています。
今回のイベントでは、『孤立する都市、つながる街』の編著者である保井美樹教授に加え、「都市や生活の再編集」をテーマに活動されている編集者・ジャーナリストの江口晋太朗さんをお迎えして、豊富な実例を元に、自分たちにどんなことができるのか考えていく予定。
司会進行は、自身も福岡市(福岡県)や高崎市(群馬県)、広島県など地方プロモーションを手がける博報堂ケトル・日野昌暢が務めます。
「地方創生」に興味のある方におすすめのイベントです。

■12/16 Mon
保井美樹×江口晋太朗×日野昌暢
「街とコミュニティの再生論」
『孤立する都市、つながる街』(日本経済新聞出版)刊行記念
http://bookandbeer.com/event/20191216/
■江口晋太朗さんTwitter
https://twitter.com/eshintaro

