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連載 : やかん月報

2020/07/17

「New Normalを手口ニュートラルに生き抜くための5つのキーワード」 前編

みなさん、お元気ですか? ”不定期”といいつつ、月に1度の発信を目指していた本連載、本当に不定期になってしまいました。緊急事態宣言が解除された後も、ケトルは基本、在宅ワーク推奨で、私自身も赤坂オフィスには1ヶ月に1〜2回行く程度となっております。(だって、家が快適すぎる。)本来であれば、謎に包まれたケトルの日常をレポートしたいところなのですが、4月にケトルにジョインしてくれたメンバーにもほとんど会ってない状態の中、何をレポートできようか。

このテレワーク中に、沖縄合宿でみんなで収穫したウコンからにょきにょき芽が生えてきました。

今こそ、手口ニュートラル

NewNormal時代、生活者はどうなるか? 企業やブランドはどう立ち向かうべきか? 今回の月報は、最近ケトルが提唱している5つのキーワードを複数回に渡ってご紹介したいと思います。読んでいただき、もっと詳しく知りたくなった方は気軽にお声がけください。

また、前例や慣習、過去の成功体験にすがれなくなっている今こそ、手口ニュートラルに課題解決をすることをモットーとしているケトルが貢献できることも多いと思いますので、ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

生活者たちが急激にオンライン世界へワープ

今まで企業の皆様は、店舗を始め、人を集めることでビジネスをしてきた部分もあると思います。またプロモーションにおいても、ブランド体験をSNSで拡散してもらうために、リアルイベントやコンセプトストアは大きな役割を担ってきました。

しかし、今、皆さんもテレビで過去の映像を見ていて、マスクをしていない人たちがたくさん集まっている様子を見ると、「うわ!」っと驚くことはありませんか? 緊急事態宣言が解除され、経済活動が少しずつ再開し、様々なルールが少しずつ緩和されましたが、ルールの有無に関わらず、人々はこれから先もしばらく「人が集まっている場所に行く」「知らない人と濃厚接触する」ことに抵抗感を持ち続けるに違いありません。

集客の場をリアルからデジタル上に急激シフトさせなければいけない中、どんなことを意識して実行すべきか。この変化に対して、2つのキーワードを提言させていただいています。

キーワード① スクリーンシップ

対人コミュニケーションは今後ますますオンライン化が進み、モニター越しの対話が増えていくでしょう。今はリアルの延長でビデオ通話など、お互いの顔をうつしあい、対話をしているケースがほとんどだと思います。

ですが、今後このモニター越しのスクリーンシップがよりスタンダードになった時、人々の対人コミュニケーションはどうなっていくでしょうか。

ビデオ会議システムで、上司が表示される場所を上座に固定したいというネタのようなことが話題になりました。テレカンで社内会議が終わる際も、年功序列で若者は最後まで残るべきだ、というくだらない議論もありました。

一方で、初対面の方ともプロジェクトの最後まで名刺交換もしないまま、遂行することが増えてきました。ビデオ会議システム上でバーチャル背景を設定することが浸透しました。休校中に会えない友達とは、ゲーム上で集合して会話することも普及しました。リアル世界の延長ではなかった、モニター越しの対人コミュニケーションがたくさん生まれてきています。

その時企業の「接客」はどう変わっていくでしょうか。「面接」はどう変わっていくでしょうか。「営業」はどう変わっていくでしょうか。

新しいスクリーンシップのあり方を共に考え、次のビジネスチャンスを見つけていきませんか?

キーワード② リモートエンタテインメント

今年、世界中で様々なリアルイベントが中止になり、皆様のビジネスにも大きな影響を及ぼしているかと思います。一方で、企業として何もしないわけにはいかない。オンラインで、どうにか今までリアルでやっていたことを代替できないだろうか、と頭を悩まされている方も多いのではないでしょうか。

その時に発想の転換で、リモートだからこそ、人々と離れているからこそできることに挑戦する、ということがとても大事だと考えています。

リアルの代替としてオンラインを捉えていると、いつまでもリアル施策の下位互換な施策にしかならず、人々を今までどおりに満足させることはできません。むしろ「リアルだったらできなかったこと」という目線で施策をつくりあげることで、人々の期待以上の体験を生み出すことができ、ブランドとのエンゲージメントを強めることができるのではないでしょうか。

まさに、先日ケトルキッチンでもご紹介させていただいた、劇団ノーミーツさんのリモート演劇は、本当に素晴らしかったです。リアルな演劇をオンラインで配信する、という発想ではなく、リモートならではの演劇の形を追求していらっしゃいました。そこにはとても新鮮な感覚がありました。(また7月末に新作長編公演があるようですので、未体験の方は是非!)

これから5Gが日本でも本格化していきます。それに伴い、オンラインで提供できるコンテンツはさらにリッチになっていくでしょう。その時、リアルに近づけることにそのリッチさを使うのではなく、ケトルと一緒に、リアルではできなかった新しいブランデッドコンテンツの形に挑戦してきませんか?

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