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連載 : 徒然、原カントくん

2020/11/06

徒然、原カントくん 2020.9.16~9.30

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

 

9月16日(水)

TVKテレビ神奈川の朝の番組『イイコト!』、09:00~放送。
奇跡的に自分がサブMCを務めて1年間がすぎました。

我ながら、明らかに朝の顔ではないにもほどがある!なのですが、下期も継続を決定してくれたTVKの英断に感謝します。

ゲストは、臨床心理士の杉山崇さん。

朝っぱらから杉山さんの新刊『ウルトラ不倫学』を参照しながら、不倫のメカニズムについて語る、という明らかにどうかしている番組内容となっております。確実に「今期で終わるな、この番組」と確信し、途方にくれつつもシェア。

9月17日(木)

女優の酒井若菜さんと、所属事務所にて新たに始まるプロジェクトについて打ち合わせ。

酒井さんは、言葉で人を活かしも殺しもできる人。
僕自身、何度も彼女の言葉にぶっとばされて救われています。
編集長!これからもついていかせてください。

作家の鈴木涼美さんとのPodcast『BISTRO LOVIN’』配信。

「結婚2年目で豹変した彼を取り戻したい」というリスナーからの切実な相談を、結婚すらしたことない鈴木涼美さんと原が語り合う、という不毛にもほどがある内容。
なんなんだこの回は。

本配信が1年以上続いていること自体が奇跡ですが、もはやELLEオンライン編集部から、良くも悪くも何もいわれないノーディレクション連載となってしまいました。

とりあえず、編集部の心ある誰かが、大きな何かに気づくまで僕なりのベストを尽くしたいと思います。

 

深夜、BS12『BOOKSTAND.TV』にて、水道橋博士さん・星野概念さんとご一緒。

星野さんが、いとうせいこうさんと著した『ラブという薬』は、ホント名著やで!心が弱っている人には特効薬です。

深夜、帰り路に一人で新宿歌舞伎町の『博多天神』にて、ビール小瓶ときくらげラーメンを食す。横で、スカウトのお兄さん方が自分が管理している女の子についての愚痴をこぼされておられました。

 

9月18日(金)

渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』オンエア。

ゲストは、僕が信頼する格闘ライターの茂田浩司さん。那須川天心と井上尚也という2人の天才が同時代にいる奇跡について、お話を伺う。
たぶん、その奇跡に多くの日本人は気づいていない。僕も、この日気づきました。

深夜、スタイリストの伊賀大介さん・ミュージシャンの西寺郷太さんとのZOOMオンライントークを配信。

パソコンの画像をスマホで撮影する、という3ショットを何度も撮影しましたが、後から「画像キャプチャ」という機能があることを知る。すべてを忘れて眠りたい。

9月19日(土)

新大久保の銭湯『万年湯』にいったかえり、僕がこよなく愛する新大久保の『SARAY KEBAB』にて夕食をすます。

段、まったく食にこだわりがない僕だが、これだけは言わせてください。

『SARAY KEBAB』は日本ナンバーワンケバブ屋です。東京を代表するグローバルタウン・大久保にはたくさんのケバブ屋があるのだが、ほぼ全てを食べつくし僕がこのお店だけに寄せられる。

圧倒的に美味いし、店主も客も最高。

NO LIFE NO KEBABというTシャツを(真冬も)着ているトルコ人の兄弟が店主をやっているテイクアウト専門の店なのだが、ケバブサンドの隠し味に桜漬けを押し込んでいて、これがまたケバブソースとよくあうのだ。(ちなみに、写真に映っているスーパーマリオみたいなおっさんは店主ではありません)

是非、大久保に来た時には韓国料理もいいけど、このケバブをトライしていってほしい。
隠れた大久保のソウルフードだと思って、いろんな人に押し付けていく予定。

9月25日(金)

渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』

今年度の衝撃的な名著、『力石徹のモデルになった男 天才空手家・山崎照朝』の著者、森合正範さんがゲストに来てくれたぞ!!!

 

君は、空手家・山崎照朝さんを知っているか!というか、力石徹にモデルがいたことを知っていたか!
突然、異常なテンションになってしまいましたが、この人、バキの回し蹴りのモデルでもあります。

天才空手家・山崎照朝氏は、極真会館の第一回オープントーナメントのチャンピオンで、その後、キックボクサーとしても活躍。レコードデビューするくらいの人気者になるものの、表に出たがらないストイックな本人の性格や、梶原一騎兄弟との確執もあり表の世界からは身を引く。その後、全日本女子プロレスのクラッシュギャルズの師匠になり、ブル中野にヌンチャクを教えた男でもあり、現在、現役のスポーツ新聞の記者っていう・・・もうこの数行だけで、この人の凄さがわかるでしょう。

この本が今になって出たことが驚きの、一気読み必至の一冊。

山崎照朝さんが極真会館からほぼ無理やり歌わされた一曲をお聴きください。

深夜、BS12『BOOKSTAND.TV』放送。
ゲストは百獣の王、武井壮さん。

もしかしたら皆さん、この人をただのテレビタレントだと思っているかもしれないのですが、大学時代に陸上を始めて競技歴2年半で10種競技の日本チャンピオンになる、という完全にマンガの世界の住人。

現在、サッカー元日本代表の本田圭介氏がオーナーを務めるサッカーチームの監督をやっているという・・・完全にテレビの枠では収まらない異能の人物ですよ。すげえよ、この人・・・。

 

そして、酒井若菜さんを編集長とあおぎ3年間続けてきたメールマガジン『marble』が本日をもって終了。

 

酒井さん、3年間お疲れ様でした。そして新プロジェクト『&Q』ではこれからもお世話になります。酒井さんのファンとして、これからもついていきます!

 

9月27日(日)

エレキコミックのメールマガジン『エレマガ』の仲間と、月一の定例オンライン飲み会開催。
新幹線で移動中のデッキから、やついいちろうさんも参加してくれました。

ZOOMで100人規模で、毎月飲み会しているけど、この人たちをもう他人とは思えないんだよなー。一回もあったことない人もたくさんいるのに。みんなに早くあいたいよ。

 

9月29日(火)

ラジオ日経の『BIZ&TECH TERMINAL』番組収録。
新刊『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の岸田奈美さんとご一緒。
やったーサインもゲットしたぜ!(念のため言っておくと、仕事です)

その後、オフィスに戻ると、
三菱UFJニコスの会報誌『PARTNER』さんから見本誌を拝受。

ステイホーム中、NETFLIXばかり見ていたら、突然『おすすめ配信作品を教えて下さい!』というご依頼を編集部様から頂きましえて、原カントくんとして6本紹介。

連続殺人鬼と整形中毒者と詐欺師のドキュメンタリー作品を選りすぐって紹介したら、まんま載っててビックリしました。大丈夫なのかな、この冊子、と、うちの会社。

 

9月30日(水)

TVKテレビ神奈川『イイコト!』紹介。

ゲストにアプリ「33Tab」を運営するTWO GATEの小林社長が来てくれたぞ。

自分がまったくアプリに詳しくないので、番組本編のほぼ90%をメインMCの伊東友香さんと小林社長に託しつつ、最後一人だけポーズを決める、という自分をみて、改めて永眠したい。
(続く)

 

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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