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連載 : 徒然、原カントくん

2020/12/03

徒然、原カントくん 2020.10.1~10.15

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

10月2日(金)

なんと今日から、毎週金曜日の朝08:30~、TBSラジオで始まる『金曜ボイスログ』で話すことになった。

といっても、毎週冒頭の約5分間だけ。さくっと週末のイベントについて話して、さくっと隣の赤坂・博報堂ケトルに帰社する、という謎のモーニングルーティンが始まることに。

しかし長年続いた名番組の後に始まる新番組の宿命として、厳しいリスナーの耳にさらされるプレッシャーのなかで、MCの臼井ミトンさんの安定感たるや・・・。ラジオ界久々の逸材ですよ。彼も凄いが、見出したTBSラジオの久保田プロデューサーが凄いよ!

 

で、早速、番組で「B&Bで本屋を運営する原カントくんです!」と、メインMCの臼井ミトンさんが紹介いただき自己紹介しただけで、Twitterで以下のようなアンサーが。

少なくとも俺は、朝の生番組、無理かもです。

 

打ちひしがれつつ、夜は、急遽決まった町山智浩さんと水道橋博士と一緒に、オンラインで「アメリカ大統領選」についてのオンライントーク。

アメリカ在住の町山さん、現地時間朝5時スタートにも関わらずリミッターぶっちぎれの「どうかしている」と言わざるを得ないテンションでスタート。

トランプがコロナ陽性判明した2時間後の配信、ということで、町山さんの携帯には知らない誰かかからひっきりなしに情報提供が求められてくる、という謎環境で、かつ1000人以上の同時視聴者と一緒に配信スタート!!

結局150分間にわたって、町山さんのアメリカ大統領選に関する見立てを伺う、という貴重な体験ができました。そして、政治の話だけにYoutubeのコメントも大荒れ。

興味ある人は以下からチェックできるので参照してみてください。博報堂的には大丈夫だったのかな、これ。

深夜は、BS12『BOOKSTAND.TV』にてノンフィクション作家の田崎健太さんとご一緒。

かつて勝新太郎、バーニング周防社長、伊良部秀樹など錚々たるコクのある人物をタイマン取材してきた田崎さんだけに、彼のコメント「僕の取材対象は、基本的にデフォルトで前科一犯」というコメントに爆笑。

今日は早朝から、喋りっぱなしということで完全電池切れし、近所の酒場だかガールズバーだかわかんないお店でビール1リットル飲んで前のめりに、前のめりにスライディング帰宅す。

10月7日(水)

ELLEオンライン「鈴木涼美のBISTRO LOVIN'」配信。

いつの間にか、涼美さんから当たり前のように「原」と呼び付けされるようになってしまいました・・・。

結婚したことも子供もいない二人が、ただ罵り合うだけという、この世の終わりのような配信回になってしまいました。ELLEオンラインの編集部のみなさんが大きな何かに気づくまで配信は続くと思います。

10月9日(金)

渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』、ゲストはシンガーソングライターのR.emuさんがデビューシングル「おんなじ朝」をひっさげての登場。

見た目も麗しいR.emuさんですが、彼女の柔らかい声をきいていると、僕もいつの間にかレム睡眠に陥りそうに・・・。

今日、朝8:30からTBSラジオの生放送で帰ってきて、即、隣の赤坂ケトルに戻ってきてオンライン会議、その後、クライアントにて謝罪ぎみのMTGし、そのまま渋谷のラジオの生放送にもぐりこんだ男のバッテリー切れ寸前の表情が上記です。

 

夜はBS12『BOOKSTAND.TV』。

ゲストに、僕が敬愛する音楽評論家・スージー鈴木さんが来てくれたぞ!

スージーさんの初の小説『恋するラジオ』。これ、結婚して子もいる大人こそ号泣物の一冊だろうな、と思いながら俺までちょいと泣いちゃった。

10月11日(日)

酒井若菜さんが編集長で、僕が編集を担当しているWEBマガジン『&Q』が本日、創刊やで!

女優・酒井さんの文才は、もう多くの人に知られているところですが、もし未体験の方はまずは以下の記事を読んでほしい。

僕が酒井若菜さんの文章を大好きになったきっかけのブログ。
https://ameblo.jp/wakana-sakai/entry-11439648965.html

俺の中では、ここから作家・酒井若菜さんが勝手に始まった。

この間テレビでご一緒したミュージシャン劒樹人さんとの取材記事が配信。
https://www.atpress.ne.jp/news/230370

この年末年始に、劒さん原作で、ご自身を松坂桃李さんが演じる映画『あの頃。』が公開!

監督は僕が大好きな『愛がなんだ』の今泉力哉監督ということで、こりゃ名作間違いないな、と思いつつ・・・・こないだオンライン試写を観たら、
想像を2倍超えた傑作にぶっとばされた。とにかく、仲野太賀さんが凄まじい・・・。

すべての(俺含む)モテない男子必見のクリスマスに捧げる一作。

10月14日(水)

聴いてください。
テレビ神奈川の朝番組『イイコト!』の収録で、なんと加藤登紀子さんとご一緒してしまいました・・・。ビビるよ、そりゃ。

昨年の2019年フジロック、俺の家のシャワーの水圧よりも激しい雨が降り注ぎ「お金払ってでも帰宅したい」っていう気分のなか、俺の知る限りもっともフジロック会場をロックさせていたのが加藤登紀子さんだった。

俺が頭のなかで『すげえな・・・』って思った2秒後に、隣のズブ濡れタトゥー男子が声出して『すげえな・・・』って言ってましたからね。加藤さんいなかったら、何人か凍死してたかもしれん。

御年76歳にして、年末これから8地区のライブコンサートに出かけるっていうんだから、ホント規格外の人物。是非、Wikiで検索してみてほしいのですが生き方自体も規格外。

ちょっと、俺の母に自慢してくる!

10月15日(木)

ELLEオンライン「鈴木涼美のBISTRO LOVIN’」。最新回発射。

「彼氏の正義感が強すぎる」というリスナーからの悩みに対し、涼美先生が25分間強、語っております。

が、結局のところ「別れたほうがいいんじゃない」という定番の結論へ。どんな恋愛相談番組なんだこれ。役に立っている人いるのか。

 

夜は、本屋B&Bで小倉孝保さん×森合正範さん×原カントくん「下北沢の本屋から、2人の空手家を語る夜。岡本秀樹と山崎照朝」トークイベント完。

これに細田昌志の「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」を加えて、なぜか格闘技本が異様に豊作の2020年だったと思う。

俺もあと10倍仕事頑張んないと! と奮い立たせつつ、深夜に下北沢のラーメン『せいや』でネギラーメン食べて帰宅。

(続く)

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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