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連載 : 徒然、原カントくん

2021/01/14

徒然、原カントくん 2020.11.16~11.30

原利彦

11月17日(火)

旬のビジネスパーソンを紹介するラジオ日経『BIZ&TECH TERMINAL』に、ケトルの皆川壮一郎さんが来てくれたぞ!

彼が手掛ける、日本初の抗ウイルストータルウェアブランドVIBTEXを紹介してくれたのだけれども、僕は『せっかく皆川君が来てくれるので!』ってことで、過去ケトルのオフィス引っ越しなど汚れ仕事でしか来たことなかった、ヴィンテージのケトルTシャツを着用。これ持っている人、今のケトル社員でもなかなかいないんじゃないかなー。夜になるとロゴが光るっていう、船木CEOのこだわりが入っている無駄にやたら単価が高いTシャツ。

11月18日(水)

信じがたいことに自分にメガネのスポンサーがつきました。
メガネ歴30有年、メガネしてきた良かった!
東京・立川で、ひとつひとつ木を磨きながらメガネを作り続ける6mokkkoを展開する神田武蔵さんのマネージャーから、突然、メッセンジャーで「メガネのスポンサーをさせてもらえないでしょうか?」と連絡来たときは驚いたよね。

のちに武蔵さんがオフィスにきてくださり、丁寧なフィッティングの後に仕上がった一本がこれ。

木を顔に纏う、とはこのことか。懐かしいけど新しい、軽いけど暖かい、そんなメガネが手に入ったぞー。
http://www.63mokko.com/

普段、企業にスポンサーをつける仕事はしているけど、まさか自分にスポンサーがつくとは思わなかったな。

11月20日(金)

早朝、TBSラジオにいって、『金曜ボイスログ』の生放送。
現代アートの巨匠・宮島達男さんを紹介させていただく。
宮島さんは、2021年1月に閉館予定の原美術館に、過去行ったことがある人ならわかると思うけど、美術館の2階に、押し入れみたいな真っ暗闇にLEDのデジタルタイマーが敷き詰められた謎空間がありますよね、それを、作った人。

TBSで5分しゃべって、その後、となりの博報堂ケトルオフィスに華麗に出社、というモーニングルーティンをすます。朝からオフィスでビールを飲んでクールダウン。

昼は渋谷のラジオに移動して、『渋谷のほんだな』生放送。
『沢村忠に真空を飛ばせた男』の著者、細田昌志さんにここにも来ていただく。しかしこの本、なんでこんなに名作なのに重版かからないんだろう・・・。

深夜はBS12 BOOKSTAND.TV放送。
ゲストは新刊『イルカも泳ぐわい』を出されたばかりのAマッソ・加納さん。

Aマッソはthe Wでも確実に爪痕残しましたもんね。でも、もしかしたらお笑いの賞の前に、加納さんが文学の賞を獲るのではないか。本書はそれくらいの傑作ですよ!

11月21日(土)

お休みの日ですが、僕は下北沢本屋B&Bで仕事。
といっても、ふらふら店内を散歩して、ビール飲んでるだけですが。
B&Bの隣で秋市、やってました。とりあえず、ここでも秋にお別れをつげながらビールを飲む。(村上春樹風に)

11月22日(日)

ふと思い立ち、早起きして埼玉の戸田まで競艇にいく。
そもそも舟券の買い方すらわからないまま、2万円を溶かして、失意のもとに帰路へ。死にたい。

絶望の中にも光が。昔、渋谷の並木橋にあったころよく通っていたカレー屋『チリチリ』が、埼玉県戸田市に移転していたことを思い出し、新チリチリでマサラカレーを頂く。めちゃめちゃ美味しかったけど、めちゃめちゃ高くついたカレーだったな。じっと手をみる。

11月23日(月)

ずっと編集を担当していたエムカクさんの『明石家さんまストーリー』が、ついに新潮社から単行本になったぞ! 嬉しー。

エムカクさん、おめでとう!

11月25日(水)

映画『あの頃。』の取材で、劒樹人さんと松坂桃李さんの取材のために代官山まで赴く。

松坂桃李さんは悔しいほどのナイスガイですが、原作の劒樹人さんもどこに出しても恥ずかしくない漢。
途中、サインを求められてましたが、サインもらってる本人が「一冊にこんなに熱量かけてて、映画公開された後大丈夫?」と不安がるほどの丁寧さで、サインしてました。

そして本作『あの頃。』は、まさにボンクラ中学10年生ともいうべき、オッサンたちの熱い思いを形にした今泉監督の傑作ですよ!

11月27日(金)

朝早起きしてTBSラジオへ。
現代美術家・ロッカクアヤコさんの個展「魔法の手 ロッカクアヤコ」をご紹介。ロッカクアヤコさんは、専門的なアートの教育を受けないまま、路上で段ボールに手に絵の具を塗って絵を描いていたところ、ある賞に入選することで世に見いだされ、いまやアート市場で段ボールに描いた絵が1000万円クラスで売買される国際的な画家になってしまいました。
その彼女の初の個展が千葉でやってるんだけど、彼女がこれまた手で描いたおにぎり山みたいなアート作品が度肝抜かれます。

そして昼は、渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』放送。
ゲストは、ケトルのローカルおじさんこと日野昌暢さんと一緒に、彼のローカル仕事についてお話伺いました。これ、ケトルのオフィスのバーカウンターでただ飲んでるだけみたいな放送になったな。とりあえず、日野君のSNSを観る限り、彼が地方で遊んでいるだけではないことだけはわかった!

深夜は、BS12の『BOOKSTAND.TV』放送
ゲストは音楽プロデューサーにしてDJの“みんな大好き!“RAM RIDERさん。

連載の担当編集としてもお世話になっている、RAM RIDERさんは、音楽のみならずカルチャー全般に博識深く、ずっと映画『ボラット』と『シカゴ7裁判』について語っているうちに放送時間終了。
RAMさんの音楽についてビタイチ語れんかったな。いいのか、これで!
ということで、RAMさんのPVをここで改めてどうぞ。

11月28日(土)

下北沢の本屋B&Bに出勤するふりして、ビール飲んでいたら、かつてB&Bができたころに、大好きなバンド・どついたるねん に作っていただいた『B&Bのテーマ』のPVを発見。これ、懐かしいなー。2013年頃の下北沢じゃないかな。

11月30日(月)

テレビ神奈川の『イイコト!』収録。
MCの伊東友香さんに、映画『ボラット』の主演サシャ・バロン・コーエンについて力説したけど、単にキモイ人、と思われたのではないか、と反省しながら帰宅す。放送内容はもはやどうでもいいや。

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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