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連載 : 徒然、原カントくん

2021/08/24

徒然、原カントくん 2021.5.1~5.31

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

 

5月5日(水)

ELLEオンライン・鈴木涼美の「BISTRO LOVIN'」最新回発射! なんと、三代目JSBの岩田剛典さんからのお悩みを、30代独身女子の涼美さんと40代独身男子の原がお答えする、という過去史上類をみない画期的な企画になってます。
誰得なんだ、これ。

5月7日(金)

渋谷のラジオ「渋谷のほんだな」生放送。
ゲストに、都内のクラブを揺らし続けるDJ Ririko Nishikawaさんが来てくれたぞ!

もはや緊急事態という日常のなかで、リモート生放送を慣行。猛烈にビールを飲みたかった。

 

そして、深夜はBS12『BOOKSTAND.TV』。
リビングレジェンド・近田春夫さんが「秋元康以来の職業作詞家」としてプッシュする作詞家の児玉雨子さんが登場!

数々のアイドルの作詞を手掛け、最近は小説まで手掛けられております。この人に注目せざるを得ない。
そして、僕もだんだんとハロプロに詳しくなってきた!

5月13日(木)

編集を担当している、ウーマンラッシュアワー村本大輔『THE SECRET COMEDY SHOW』ですが、緊急事態宣言中、やけくそとばかりに毎晩24時に連続でイレギュラー配信しております。
ウーマン村本さんから毎日LINEにいただくトーク音源を、原がせっせと配信セットして、毎晩、深夜24時に会員の部屋に発射! という令和の『恐怖新聞』のようなキャンペーンを展開中。

 

5月14日(金)

朝、TBSラジオ「金曜ボイスログ」に出演。
いつもは週末のイベント紹介がミッションだが、緊急事態宣言によるイベントの紹介ができないため、アート関連の本を紹介。ということで・・・
「雑誌ムー ビジュアル&アート集」を紹介させていただきました。

『ムー』といえば、90年代にノストラダムスの大予言を煽るだけ煽っといて、いよいよ1999年7月売りの『ムー』で「どう出るか!?」と注目していたら、突然、「ムーは逃げません!」と新聞広告を打ち、本誌を読んでみると「実はノストラダムスの時代と今では暦の計算方法が違っており、彼の予言は3797年まで有効でした。」とだけ書かれていたのを目にしたときはビックリしたなー。

昼は渋谷のラジオ『渋谷のほんだな』、リモート生放送。
フィールドワークの第一人者・三浦展さんに「東京の花街」について語っていただきました。

かつて東京ってこんなに風俗街があったのか!? って驚きますよ、こりゃ。
日本で最初のソープランドは銀座6丁目にできたんだよ、なんてことを真昼間から教えていただきつつ放送は終了―。三浦展さん、ありがとうございました!

 

夜は、スタイリストの伊賀大介さん・ミュージシャンの西寺郷太さんと、ビール飲みながら深夜のZOOM雑談。

この写真を撮った記憶がまるでない。
早起きと喋りすぎとアルコールで、即、前のめりに就寝。

5月17日(月)

ラジオ日経『BIZ&TECH TERMINAL』放送。
ゲストに、元SDN48であり、現在作家の大木亜希子さんを迎えて、二人のただの雑談をお届けさせていただきました。

大木亜希子さんは五反田でスナックのママもやっていて、コロナ前、そのスナックで手作りの餃子をふるまっていただいたことがあります。
左隣が作家の羽田圭介さん、右隣が能町みね子さんで、スナックのカウンターで大木さん手作りの餃子をただ味わう、というファンタジー味あふれる夜だったなー。

5月18日(火)

朝から僕のモーニングルーティン、インスタントのコーヒーを2杯飲んで虎ノ門のラジオ日経へ。
私淑する柳瀬博一アニキとラジオブースで組手をとってきたぞ!

柳瀬アニキのトークが凄すぎて、僕は相槌を打っているだけで収録終了。敗北感を味わいつつ、チャットモンチー聴きながら徒歩で赤坂ケトルへ帰る。

5月19日(水)

岡村靖幸さん、水道橋博士さんとのZOOM対談の記事が公開。

ツアー最中の忙しい岡村さんに、「朝は米派? パン派?」「蕎麦派? うどん派?」という無邪気すぎる質問をかます

あの頃の僕が、いつか自分が岡村ちゃんとZOOM対談することを知ったらどんな顔するだろう。

 

5月20日(木)

BS12『BOOKSTAND.TV』に毎回、衣装提供してくれている信頼のTシャツブランド、JETLINK代表の渡辺さんとのトークが配信。

JETLINK特製の映画『STAND BY ME』Tシャツをきて、ボンクラ映画トークにスタジオは沸騰したのだが、これ、新宿ゴールデン街で話している内容となんも変わらんな。

そして、JETLINK代表の渡辺さんから、JETLINK20周年企画の渾身の一枚、ジャッキー・チェン「笑拳」Tシャツを衣装提供いただく。
これ公式ですよ! この夏のヘビロテ決定。

5月21日(金)

深夜、BS12『BOOKSTAND.TV』で、ルー大柴さんとトゥギャザーしました。
水道橋博士とルー大柴さんという「浅草橋ヤング洋品店」コンビを令和に目撃できてなんとも言えん気持ちに。

平成に咲いた伝説のバラエティー番組、『浅草橋ヤング洋品店』(ASAYANじゃないよ)。
以下のコーナー名だけで最高でしかない。
・「整形シンデレラ」
・「江頭グランブルー」
・「ヒッピーはヤッピーになれるか」
・「48時間耐久マラソン」
・「闇のパチンコワールドカップ」
などなど・・・。

ちなみにルーさんは、「やぶからスティックになんだよ〜」「アウンのブレスで突っ込めよ〜」「人生マウンテンありバレーあり」などなど。スタジオを爆笑の渦に叩き込み、颯爽と帰られました。

 

5月24日(月)

酒井若菜さんと一緒に運営しているメルマガ『&Q』を配信。

酒井さんには、いつも言葉でぶっ飛ばされて、そして手を差し伸べてもらってる。

5月27日(木)

作家の道尾秀介先生をスペシャルゲストに迎え、ELLEオンラインのPodcast『鈴木涼美のBISTRO-LOVIN’』発射!

「上手に男性とお別れしたい」というリスナーからのお悩みに、勢い一発で回答しております。あと、昔の歌舞伎町は怖かった、というお話など。

夜中、緊急事態が続き、飲みにも行けず、あまりにイライラしたので、缶ビールの500m缶を握りしめながら「爆笑問題のカーボーイ」聴きながら大久保を散歩。

 

5月28日(金)

朝、TBSラジオの『金曜ボイスログ』で、かつて一時代を築いたコミュニティとして「ポプコン」を紹介させていただく。
正式名称は、ヤマハポピュラーミュージックコンテスト。優勝者にはレコードデビューと世界歌謡祭への出場が約束されるという大変な特典が与えられる。(ちなみに、世界歌謡祭の出場歌手はほぼ日本人)

中島みゆき、佐野元春、長渕剛、チャゲ&飛鳥など、錚々たる面子がポプコンから巣立っていきましたが、僕の中でのポプコンといえばTOM★CAT。この曲なんて、今聴いてもむちゃくちゃカッコよくないですか!
当時、気づかなかったけど、歌詞が良いのだ。

昼間は、渋谷のラジオで、久々に、エロメン一徹さんと月野帯人さん、そしてエレキコミック今立進さんとZOOM対談。

いつもなら、渋谷で行われる『やついフェス』でこの面子でトークイベントやるんだけど今年はできないので、ラジオでトーク。

以前、この4人で食事会したんだけど、帰り一徹さんから唐突にTENGA(しかも女性用)をプレゼントされたんだけど、あれは何だったのか・・・。

深夜、というかもう明け方の午前3時、BS12『BOOKSTAND.TV』放送。
ゲストに仏像大好き芸人・みほとけさんがやってきてくださいました!
手と手を揃えて南無―。

しかし、みほとけさんが私物のミニチュアを持ってきてくれた空也上人の立像(日本に念仏を広めた人)。

これを教科書で見るたびに、

矢沢永吉の名盤『ゴールドラッシュ』を思い出すのは僕だけでしょうか。

(了)

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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