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連載 : 徒然、原カントくん

2022/05/20

徒然、原カントくん 2022.2.1~2.28

原利彦

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

 

 

2月1日(火)

とにかく寒い火曜日。
朝、コンビニでコーヒー飲んだ後にラジオ日経に出頭。

観葉植物のオンラインストア「AND PLANTS」を運営する高木弘貴CEOとラジオ日経でご一緒しました。

僕のダメ生活っぷりをお伝えしたところ、フィカスというゴムの木がオススメだそーな。ほぼネグレクト状態でも枯れないそーな。というか、そこに育てる喜びはあるのか。

 

 

帰り虎ノ門の移動ランチワゴンでココナッツカレーを買ってタクシー移動中に3分で食べて某クライアントのプレゼンへ。

 

2月2日(水)

毎年年度末に発行される、本屋大賞のフリーペーパー『LOVE書店!』の表紙撮影。

事前のバミりがわりに、カメラマンの小島マサヒロさんが僕を撮影してくれました。

 

 

明らかに、死相が出てます。

このあとに、同じ場所で座って撮影した伊藤万理華さんの爽やかさとの対比たるや。

 

2月4日(金)

朝、TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、浅草十二階こと凌雲閣をご紹介。かつて日本でもっとも高い建造物が浅草にあったって知ってました?(現在は、押上のスカイツリー)
もともとエレベーターが入る設計になってないのに、力ずくでエレベーターくっつけたため故障の連続で、政府から運航停止命令が出るほどだったそうな。

 

 

 

関東大震災でぶっ壊れてしまったそうな。しかし、なんで俺がこんなことを毎週TBSラジオで紹介しているのか? 4月の改編でクビになることを確信し、隣のBizタワーケトルに帰社。朝9時にケトルにいったら、嶋さんが一人、暗いオフィスで独り言言っていてビックリしたがオンライン会議中でした。


昼は、渋谷のラジオに異動。

川口加奈(認定NPO法人Homedoor理事)さんとご一緒。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013」若手リーダー部門にも選ばれた彼女の突破力は敬意しかない。

 

 

昼間は、はなまるうどん。最近、もう全てのことにやる気がなく噛む元気すらなく、うどんしか食べれる気がしない。昨日も、うどん。


深夜はBS12で、ぱいぱいでか美改め、でか美ちゃんとご一緒。

 

 

ぱいぱいでか美さんが、でか美ちゃんに改名することを収録時点ではシークレットだったのに、水道橋博士が翌日のブログ日記で気持ちよく公開していたのには度肝を抜かれました(速攻、削除)。

 

2月6日(日)

Twitter民からご丁寧に報告をいただき、以前、自分が面接官役で出演したドラマ『課長バカ一代』がBS12で再放送されていることを知る。
 

 

 

俺、この時以来スーツ着てネクタイ締めたことないや。

 

2月9日(水)

早朝、中延までタクシーで移動。

毎週レギュラーで出演させていただいているテレビ神奈川の『イイコト!』ゲストに乃木坂46の振付を担当しているSEISHIROさんがゲストに来てくださいました。

 

 

乃木坂46『インフルエンサー』こんな高速ダンス、たった一日でメンバー全員に振り入れしたそーなって・・・こんなの一発で、関節いかれるぞ。

 

 

充実の収録になり、後日の会食を約束しつつ解散。

昨日、3年間住んだ新大久保から中目黒に引っ越しまして、段ボールに囲まれた新居に帰宅し、うどんを茹でて食す。

 

2月11日(金)

休日にも関わらずラジオ番組はお休みにならない。

朝、早起きしてTBSラジオで『楳図かずお大美術展』をご紹介。

彼の70年代の名作「漂流教室」、僕も小学生のとき読んで、普段いつも給食を運んでくれている優しいおじさんが、突然、豹変して、包丁と銃持って子供たちに襲い掛かってくるシーンはトラウマ叩き込まれました

そして、昼は渋谷のラジオで東京キララ社代表の中村保夫さんとご一緒。東京キララ社は「マーケティングなんてクソくらえ!」と社是とした反社会的社会派出版社で、根本敬さんや所沢のタイソンといったコクのある執筆者ラインナップでおなじみ。

 

 

夜はBS12「BOOKSTAND.TV」で読書芸人としてもしられるゾフィー上田さんとご一緒。

 

 

パット見、どこかの住職さんにしかみえませんが、祖父は大手書店・有隣堂の元副社長で幼いころから本に囲まれていた生活だったそうな。ゾフィー上田さんの引き出しに感嘆しつつ、缶ビール飲んで前のめりに就寝。

 

2月13日(日)

仕事でご一緒しているエレキコミックが出ているエレ片ライブ「燃えよコントの人」を博品館劇場まで観に行く。

 

 

心地の良いリズムに身体を委ねるように、安定の爆笑&余韻に浸りつつ新橋で串カツ食べて帰宅す。

 

2月15日(火)

ラジオ日経『BIZ & TECH TERMINAL』の収録。
ゲストは、美容医療・整形のクチコミ予約サービス「トリビュー」代表の毛迪(モウ・デイ)さんとラジオ日経でご一緒。いやー最近の美容技術は凄まじいことになっとるな。

 

 

しかし、とにかく寒い。
そのうえに、まったくあらゆることにやる気が出ない病が今も継続中である。
先日観に行った空也上人の上人像展示で彼がとなえた南無阿弥陀仏、レット一トビーの精神で「なるようになるさ」と自分に言い聞かせつつ、赤坂のケトルに帰社する。

 

2月18日(金)

TBSラジオで「ボストン美術館 THE HEROES」展を紹介。

ボストン美術館って、海外ではおそらく最も日本美術が収蔵されていて、日本に持ち帰ったら国宝指定間違いなし! な逸品がたくさんあるそうな。なんでそんなことになったかというと、明治維新で日本が開国すると日本人が一気に「西欧カルチャー万歳!」になって、これまでの日本美術が軽んじられるようになったらしい。そこに逆に欧米の方からすると、なんてジャポネスク! ってことで我先にと格安で日本美術を買付しまくった歴史があるようで・・・なんとも言えん気持ちになります。

鈴木涼美のBISRTO LOVIN'配信。
アラフォー未婚の涼美さんとアラフィフ未婚の原が「結婚相手に対して譲れない条件」を今さら語り合う、という地獄のような収録です。
 

 

昼間は渋谷のラジオで新刊「2022年の連合赤軍」の著者・深笛義也さんと企画・編集の今田壮さんとご一緒。

 

 

令和のいま、連合赤軍を見つめなおすことでQアノンや反ワクといった団体を見つめなおす鍵があるように感じた。

 

2月22日(火)

契約書の管理共有のクラウドサービスを運営する株式会社Hubble代表の早川晋平さんとラジオ日経でご一緒。

 

 

連合赤軍について語った直後に、契約書の効率化について語る俺の情緒が追いつかないぞ。

 

2月23日(水)

なぜか最近ハマっているルナシーを聴きながら、下北沢をおじさん一人オジ散歩。
なんだかだんだん元気が出てきた。

そーだ、本屋B&Bで、もう自暴自棄のように「何かをまとめたら面白くなる本」フェアをはじめたぞ。
 

2月25日(金)

TBSラジオ『金曜ボイスログ』で、渋谷で開催中の「「ニッポン国おかんアート村」を紹介。
 

 

たまに、地方のひなびた喫茶店のカウンターとか、あとドライブインの道の駅とかに「地元婦人会の皆様による手芸作品」みたいなコーナーで、不思議な手作りのぬいぐるみや、アクセサリーとかポーチが売られたりしているが、それらを「おかんアート」と名づけめでるイベントが渋谷で開催されている!

毛糸やビーズはもちろん、なにかにくっついてきたリボンやスーパーの袋、結束バンド、輪ゴムといった日用品で作られており、70年代パンクバンドに通ずる初期衝動を感じた。

昼間は渋谷のラジオでグラビアアイドルの安藤咲桜さんとご一緒。

おかんからのグラビアアイドルって、どんな振り幅なんだ、今日の俺!

 

 

「わー、写真集、プレゼントですー」っていいながら、本人目の前にしつつ、セミヌードのページをめくるのには鋼のハートが必要です。

夜は、フランスに旅立つ直前の元アンジュルム・和田彩花さんをつかまえて『BOOKSTAND.TV』でご一緒。

 

 

おかん→現役グラビアアイドル→元アイドルっていう、いろいろとミソジニーについて考えさせられる一日だった。

このBS12『BOOKSTAND.TV』放送時間がもはや未明の27時~っていう、深夜放送を飛び越えてほぼ朝番組になりつつあるが、4月改編を乗り切れるのか!

 

(了)

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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