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連載 : 徒然、原カントくん

2022/08/26

徒然、原カントくん 2022.5.1~5.31

原利彦

 

本コーナーは、博報堂ケトル執行役員である原利彦が、本業である広告以外の、サブ活動をする際に名乗るアカウント名「原カントくん」の日々の活動記録です。

まずもって、ケトルCEOによる原の労務管理チェックの意味合いが強いと推察される本連載ですが、自分自身を省みる意味合いもこめて、徒然と綴らせていただきます。

 

5月6日(金)

GW真っ只中、ラジオの放送に休みがあるわけでもなく、渋谷ヒカリエにあるラジ公スタジオへ出頭。

フリーアナウンサーにしてグラビアアイドル、現在、写真週刊誌を席巻している塩地美澄さんが来てくれたぞ!

 

 

彼女は前澤勇作氏の宇宙打ち上げの現地レポーターも伝えた元局アナウンサーで、喋りはプロ。なんのブレーキもないまま放送は進めたのは良かったが、プレゼントいただいた写真集の悩殺ショットを本人の目の前でめくりながらしゃべるのは、ちと恥ずかしかったです。

深夜はBS12『BOOKSTAND.TV』、『「ぴえん」という病』の著者である佐々木チワワさんとご一緒。

 

 

彼女から「トー横キッズのリアル」を伺って驚きを覚えたが、よく考えたら、歌舞伎町なんて昔に比べればめちゃくちゃ安心安全な街になったよなー。いまのトー横のあたりなんて、普通に組関係者としか思えない方々が地回りしてたもんな。

 

5月8日(日)

GWも終盤、下北沢B&Bも過去最高じゃないか、と思えるほどの人出ですよ。
僕はビールを飲みながら一応、働いているフリ。

唐突に、ビッグギャルフェアを展開中ですよ!

 

 

帰り、下北沢の「せい家」というラーメン屋さんで若者とまじって家系ラーメンを食して孤独に帰宅。

 

5月10日(火)

手作りペットフードの定額サービス事業で急成長中の、株式会社バイオフィリア岩橋洸太代表とラジオ日経でご一緒。 明らかに、僕の日々の生活よりも上質な食事がペットに提供されていることが判明しました。

 

5月13日(金)

朝6時に起床。
コンビニのコーヒーを買い求めたあとに、TBSラジオ『金曜ボイスログ』に出演。

平塚市美術館「リアル(写実)のゆくえ」をご紹介。
ここで「生き人形」というものが展示されていたのですが、江戸の幕末頃に庶民の娯楽として主に「見世物小屋」で展示されていた手作りの人形だそうな。ちょうど力士が相手を投げ飛ばしている瞬間をストップモーションのように再現された人形が展示されているんですが「これさっき3Dプリンターでつくりました?」と思うくらいの生々しさ。

 

 

ちなみに、彫刻家の高村光雲は生人形を絶賛したのに対し、息子の高村光太郎は「これは芸術ではない」と評していたそうです。


そしてその後、某クライアントとリモート打ち合わせした後に、今日も今日とて渋谷のラジオへ。

ゲストは、かつて天才少年寝顔絵師として話題をよび、いまや立派な画伯。奥村門土くんが地元・福岡から渋谷に来てくれたぞ!

 

 

門土くんは役者としても映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」に出演している多才。この映画の主題歌、大好きなんだよなー。

 

 

あと今思い出したけど、この映画の公開前試写会のトークイベントに何故か出演したな、おれ。

ラジオ後は、中目黒の「おにやんま」できつねうどん食べたあとに、部屋に帰って打ち合わせ。


深夜はBS12『BOOKSTAND.TV』で久々にマキタスポーツさんとご一緒したぞ!

 

 

マキタさんの半自伝的小説『雌伏三十年』を、マキタさんをフックアップし続けた水道橋博士と語る白熱三十分! 面白い放送になったと思う。

 

5月15日(日)

下北沢B&Bで、作家であり、もはや腐れ縁の鈴木涼美さんと「緊急営業『鈴木涼美のBISTRO LOVIN’』 in SHIMOKITA」を開催。

 
久しぶりのリアル観客いれたイベントで、テンションあがったけど、俺、ちょっと飲みすぎたわ。

 

5月18日(水)

宣伝会議の企画で、「音声コンテンツの未来」をテーマに、50本近くの番組で年間300本以上のエピソードを世に送り出してきた、PitPa(ピトパ)の石部達也氏と対談。

https://www.advertimes.com/20220518/article384091/

 

 

まさか宣伝会議に、完全にラジオパーソナリティとしての扱いで呼ばれる日が来るとは・・・。大丈夫か、俺、というかケトル。

 

5月20日(金)

毎週のルーティン、“眠すぎて生きるのがつらい”という言葉を噛み殺して”TBSラジオへ向かう。

『華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展』をご紹介。

ベルエポック、これフランス語で「美しい時代」という意味なんだけど、19世紀末から第一次世界大戦が起きるまでのフランス・パリの時代をさす。

そのころまでパリの街って、今だと考えられないほど暗かったらしくて、ベルエポックの時代にアークライトっていう新しい街灯が出てきて、一気に夜の街が明るくなったそーな。そんで、みんなガンガン、夜遊びするようになって、夜の遊び場の宣伝ポスターが多いっていうのが面白かった。

 

 

昼は渋谷のラジオに移動して、『東京おやつ図鑑』の著者・信藤舞子さん、
下里康子さんとご一緒。このお二人、おやつの名店について詳しすぎるぞ!

 

いつも悩む、知人宅への“おもたせ”について心強い一冊が手に入った。
おれ、これまでずっと渋谷のスクランブル交差点に何故かあり続ける天津甘栗を持っていくのが定番だったもんな。

 

5月26日(木)

なんと!! 一緒に仕事してきた水道橋博士が、れいわ新選組から参院選に出馬決定。同時に、これまで水道橋博士と出演してきたBS12のテレビ番組に水道橋博士の降板も決定! どうなっちゃうんだ、これは。

 

 

そしてBS12の放送をみてみたら、突然、水道橋博士が編集でカットされたままでマキタスポーツ回の再放送がオンエアされておりました・・・。

 

 

こんな世界線が存在するんだね。

 

5月27日(金)

前夜、渋谷のバーで飲みすぎたせいでちょいと二日酔い。
だけど缶コーヒーを2本、立て続けに飲んで頭を奮い立たせ、TBSラジオで上野の国立科学博物館で開催中の『宝石展』を紹介。

もうね、単純に値段のつけようもない歴史的なジュエリーが約60点展示されていました。

時の超お金持ち、超権力者が、子供がビー玉遊びをするかのごとく、力づくで宝石くっつけてできたジュエリーが並んでいて、僕が一番印象的だったのが、ナポレオンの妹、ポーリーヌという方がつけていたというネックレス。

このポーリーヌっていう人、ナポレオンに溺愛されていて、1800年ころ、いまでいうインフルエンサーというか、国民的なセレブで自由すぎる生き方をした方らしく、彼女のかつてつけていたネックレスがすごかった。

あんず飴みたいなルビーをこれでもかと数珠つなぎにして、その一つ一つの周囲を、おハジキ感覚でダイヤが埋め尽くしている、っていうね。これ、もう首ごと持ってかれるんじゃないかっていうレベル。値段つけたらいくらになるんだろ。なぜか、映画タイタニックのラストシーンを思い浮かべた。

昼は、渋谷のラジオでかもめんたる・槇尾ユウスケさんとご一緒。

 

 

槇尾さん、趣味のカレーにはまるあまり、自前のマキオカレーレトルト版をつくったらあと700個売れ残っているそうです。ラジオでの悲痛な呼びかけが心に迫るものがありました。誰か、この人を助けてください。

 

5月31日(火)

ラジオ日経で『BISZ&TECH TERMINAL』の収録。

 

 

注目の勤務シフトの自動最適化サービス『Shiftmation』を運営するアクシバース代表の能塚正基さんとラジオ日経でご一緒。才気漲る勢いを感じたぞ! もう人がする仕事がバンバン減っていく未来を実感しました。


(了)

原利彦
1975年香川県生まれ。1998年博報堂入社。営業職、媒体職を渡り歩き、出版社・ゲーム会社といったエンタテイメント業界を営業として担当。同時にさまざまな博報堂のコンテンツビジネスにも参画。2009年から博報堂ケトル参加。広告会社の営業をバックボーンとしたビジネス構築力と、メディアスキル、そして精神的タフさを武器に、企画から、ビジネスとしての着地までの責任を持ったコンテンツプロデュースが得意。
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