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連載 : ”ローカルおじさん”の地域活性のホント 十番勝負

2021/04/21

"ローカルおじさん”の地域活性のホント 十番勝負 vol.9 早川鉄兵×對馬佳菜子×堀江昌史×日野昌暢「好きなことをずっと続けていくための戦略とは 〜滋賀篇〜」『白鳥になった王子』(能美舎)刊行記念 前編

日野昌暢

“ローカルおじさん”こと博報堂ケトルの日野昌暢(『絶メシリスト』プロデュサーなど)が、本質的な地域活性を実践する方々をお招きするローカルシリーズ十番勝負の第9戦。

今回のゲストは滋賀県、琵琶湖の北のほとりにある小さな出版社・能美舎の堀江昌史さん、そして能美舎から本を刊行している著者のおふたり。

『白鳥になった王子』の早川鉄兵さんは日々出会う自然や動物をテーマに、繊細な切り絵を制作しています。

そして、『観音ガールと巡る 近江の十一面観音』の對馬佳菜子さんは、仏像と地域文化に特化したコーディネートを行う、通称“観音ガール”。

滋賀に住み、そこにしかない魅力をそれぞれの方法で表現している堀江さん、早川さん、對馬さんは、実は全員が移住者です。

特に、早川さんと對馬さんは「地域おこし協力隊」として滋賀を訪れ、その後、「切り絵作家」「観音ガール」として滋賀を拠点にする生活を始めています。堀江さんが出版に興味を持ったのも、滋賀の人々との出会いがあってから。

もしかしたら、『好きなこと』を生業にして続けていくのに最適な場所は、現在住んでいる場所ではないかもしれない……? 地域活性とともに、そんな生き方のヒントを探っていきます。

自分の『好き』を仕事にしたい人、「ひとり出版社」「編集」「アート」「地方仏」に興味のある方必見の内容です。


早川鉄兵(はやかわ・てっぺい)
1982年石川県金沢市生まれ。切り絵作家。幼い頃、母親と一緒に切り紙遊びをしたことをきっかけに切り絵を始める。滋賀県米原市の山里を拠点に、日々出会う自然や野生動物の姿を伸びやかに描く。精密な切り絵作品にとどまらず、大掛かりなインスタレーションやライトアップを手がけるなど、新しい切り絵表現の可能性を模索している。
http://hayakawateppei.jp

對馬佳菜子(つしま・かなこ)
1993年東京生まれ。日本女子大学文学部史学科卒。15歳のとき、奈良・東大寺法華堂の不空羂索観音に出会い、その空前の美しさに魅了され、仏ファンに。学生時代、日本史を専攻し寺社と地域社会の関わりを研究する傍ら、日本各地の仏像を巡る。人材総合サービス会社に就職するも溢れる仏愛を止められずに退職。恋に落ちた黒田観音を追いかけて滋賀県長浜市に移住したことから“観音ガール”と呼ばれる。現在は、仏像の魅力、仏像を守る人々の思いを紡ぐため、講演、執筆活動、寺社PRコンサルティング事業を展開している。
https://kannongirl.com

堀江昌史(ほりえ・まさみ)
1986年東京生まれ、埼玉育ち。朝日新聞記者として神戸、佐賀、滋賀に赴任し、婦人病を患ったことを機に2016年退職。同年8月、がんを患い寝たきりとなった友人から聞き書きした旅行記『「がん」と旅する飛び出し坊や』を印刷、本づくりに興味を持つ。2019年春、ISBNを取得し、版元に。滋賀県長浜市の賤ヶ岳という山の麓の古民家で「丘峰喫茶店」を営み、春夏秋はギター職人の夫とともに喫茶店の営業や農作業、冬は本作りに没頭する2歳児の母。
https://noubisha.thebase.in


(写真左上:堀江昌史さん、左下:早川鉄兵さん、右下:對馬佳菜子さん、右上:日野昌暢。以下敬称略)

日野:今日は「好きなことをずっと続けていくための戦略とは〜滋賀編〜」ということで、早川鉄兵さん、對馬佳菜子さん、堀江昌史さんの御三方とお送りいたします。先日滋賀にお伺いして来ましたが、それぞれの好きなことで暮らしを成り立たせていく姿がとても魅力的で、その為にどんなことをしているのかなどをお話できればと思います。

喫茶と出版でつくる"理想の暮らし"

堀江:初めまして、堀江昌史(ほりえまさみ)と申します。滋賀県の長浜市で、喫茶店をしながら1人で能美舎という小さな出版社をしています。琵琶湖の最北端にある木之本町の大体100世帯くらいの大音という集落に住んでいて、賤ケ岳(しずがたけ)の麓で喫茶店をしているのが生活の糧になっています。

日野:私もお伺いしました。でも、今は営業されてないんですよね。

堀江:はい、春夏秋は一生懸命喫茶店で営業してお金を稼ぎ、冬の間は全部休んでいます

日野:ああ、いいですね。理想だなあ。ワンシーズン全部休むっていうのが決まっていると頑張れますよね。

堀江:そうなんです。喫茶店自体は旦那さんと2人で営業していて、お互いにとてもチャレンジングな性格なので、好きなことだけをやって暮らしていくにはどうしたらいいかを一生懸命考えながら生活をしています。

日野:ここにはどういう人たちが来るんですか?

堀江:地域の方もいらっしゃるんですけれども、私の店から歩いて5分もしないところにある賤ケ岳が観光スポットになっているので地域の方以外にもいらっしゃっていただいています。

地域にいる人、地域にある物

堀江:これはうちが借りている田んぼで、村の人からいろいろ教えてもらっています。これがそのワンシーンで、毎年田植え機の使い方のレクチャーから田植えが始まります。というのも田植えは1年に一度しかできないので、田植え機を使うのも年に一回だけ。だから毎年教えてもらわないと忘れちゃうんです(笑)。

日野:なるほどね(笑)。

堀江:他にも琵琶湖には漁師さんがいらっしゃいまして、お店で使うための琵琶湖の魚を獲るために一緒に漁に行かせてもらうこともあります。

堀江:あとは子供と一緒に川で釣りをします。滋賀県には鮒寿司(ふなずし)という名物がありまして、それを作るための鮒を釣ることから始めています。

日野:買ってくるのではないのですね。

堀江:そうですね。ざっと日々の暮らしぶりはこんな感じです。

いい本が忘れられるのはもったいない

堀江:それからうちの村は糸取りの村で、今でもこうしてお母さんたちが一生懸命に釜で繭を茹でて、糸取りをしています。

堀江:映画にもなった、水上勉の『湖の琴』という小説がありまして、その舞台となった村なんです。でもその本は絶版なので、復刊できたらなと思っています。

日野:堀江さんは、出版をする中で新しい本も作るけど、絶版になってしまったいい本を復活させることもやっているんですよね。

堀江:はい。例えばこれが復刊させた本です。

堀江:井上靖さんの『星と祭』という小説で、湖北の観音さんがたくさん出てきます。今でも観音巡りを目当てに、長浜にはたくさんのお客さんが来られるのですが、そのきっかけになったとも言われています。

しかし起源である小説が絶版になってしまい、観音巡りだけが今は知られている状況になってきて、それがとてももったいないと思い復刊させました。

本が広がっていくことが楽しい

堀江:もともと私は全国紙の新聞記者で、転勤で滋賀に来ました。その時、滋賀で知り合った永田純子さんという方がいて、永田さんががんになってしまったタイミングで、彼女から「本を出したいので手伝って欲しい」と言われました。

それから寝たきりの彼女の話を聞き書きして本を作ったんです。ところがいざ出版社に持ち込むと「何百万もかかる」と言われてしまい、とてもじゃないけど自分じゃ作れないぞと思いました。そんな中で、通販の印刷会社で印刷をして売り出してみたところ、その本が広がっていき、そこから出版がとても楽しくなったので出版業を始めました

日野:なるほど。じゃあ、出版社やろうと思って始めたというよりも、永田純子さんとの出会いから文章をまとめて、それを本にしていくうちに出版の楽しさに気付いたという感じなんですね。

堀江:そうですね。顔見知りに売っている間は良かったんですけれども、もっと広げたいと思った時に、流通の仕組みが気になるようになり、ISBN(書籍や出版物を識別するための国際的なコード番号)の取得をしなければ本は全国に流通しないんだとか。本当に0から自分で勉強しながら、どんどん今も販路を広げている最中です。

本を通じて、地元に人を呼ぶ

堀江:そんな形で本を出すうちに、湖北の自然が気に入って移住してきました。さらに移住してからは『きのもと文庫』という本を作りました。

日野:これは、どういう本なんですか? 

堀江:地域のお店を地域の人が取材して、文章も書いて、写真まで撮った本です

堀江:こんなのを作って、地域の書店だけに置くようなことをしていました。そしたら大きな反応があり、私のお店にも「この本を見てきたよ」という人がたくさん来てくださったんです。それ以来、本をきっかけにした街づくりは結構面白いんだな、と思うようになりました。

他には切り絵作家である早川さんのずっとファンで、「早川さんの作品を通じて地域をアピールできないかな」と考えて絵本の制作をお願いしました。

それからさっきも出てきた『星と祭』の本が結構分厚くて読むのに根性が要るので、観音さんが好きで東京から長浜に移住してきてしまった對馬佳菜子さんにお願いして持ち歩けるようなガイドブックも作りました。今でも地域にたくさんの人が来てくれるといいな、と思いながら本作りをしています。

日野;ありがとうございます。それでは早川さんお願いします。

人と動物と自然と共存する場所

早川:はい。切り絵作家の早川鉄兵です。僕は石川県金沢市生まれで、切り絵作家になったきっかけは母親と一緒によく切り紙で遊んでいたことです。

子供の頃から自然や動物が好きで、近所で蛍が飛んでいたり、クワガタを捕まえたりとずっと自然が自分のそばにありながら大人になりました。その後は大阪に進学で出て、学生から社会人を通して10年ほど大阪にいました。それからたまたま仕事で訪れた米原の自然と出会い、その自然にとても惹かれて米原に移住をしました。

早川:これは僕が今年の春まで住んでいた集落で、米原駅から40分くらい車を走らせるとこの集落に来れます。

日野:雰囲気が日本昔話みたいですね(笑)。

堀江:裏庭に熊が柿を食べに来たりするんですよね?

早川:そうなんです。うちの裏に熊が木の実を食べにきたり、草むらで鹿が出産をしていたり、人よりも動物が多いようなところです。この辺りは縄文の遺跡が出るくらい古くから人が住んでいて、自然の中で人がずっと暮らしてきていることにとても魅力を感じてここに住みたいな、と思いました。

日野:滋賀はこういう場所がいっぱい残っているんですか?

早川:割と日本地図のど真ん中ではこういった自然や昔の暮らしが残っていると思います。

日野:そうなんですね。僕も今月初めて滋賀にお伺いして感じたのは、堀江さんも早川さんもみんな「集落、集落」と言われますよね。最近は「集落」という言葉をなかなか使わないんですけど。

一同:あははは(笑)。

日野:今はどこも集落的なところから人が居なくなってしまっているんですけど、この辺りの集落には今もちゃんと人の暮らしが続いているな、と感じました。

早川:そうですね。

語り継がれる風景

堀江:滋賀県には語り部のおばあさんがいるんですけど、そのおばあさんが関ヶ原の後に石田三成が逃げてきた話とかをまるで見てきたかのようにするんです。実際にその現場で話を聞くと、きっとその時代からこの風景は変わっていないんだろうなあ、と思ってしまうような景色の中で話が聞けたりします。

日野:それはすごいですね。

早川:ちなみに、集落の冬はこんな感じです。

堀江:うおお! きれーい! 

早川:先週ちょうど雪が降りました。ここは極端に多くて普通に1m以上積もります。

日野:都会の人がここに来たらちょっと耐えられないかもしれないですね。ここの暮らしは大変ですか?

早川:そうですね。それなりに覚悟がいるのかもしれないんですけど、僕の嫁も一緒にこの米原に引っ越して来ていて、嫁はもともと大阪生まれ大阪育ちの都会っ子なんです。でも引っ越して来た時に言っていたのが、「中途半端な田舎じゃなくてよかった」と。

日野:ほ、ほう。どうしてなんですか?

早川:中途半端な郊外だと大阪にあるものが、無くなっただけ。しかし、ここまで極端な田舎に来ると、「今まで見たことも聞いたこともないようなものがたくさんあるから面白い」と。いっそ海外に移住するぐらいの感覚で来てもらえたら結構楽しめるんじゃないかなと思います。

日野:確かにね。アラスカとかに行かなくても、ここに来たらもうアラスカですね。

早川:そうですね(笑)。

カメラの知識が切り絵に役立つ

日野:ところでさっきから写真がとても綺麗なんですけど、この写真は早川さんが撮られているんですか?

早川:大阪時代はカメラマンをしていました。最初は滋賀の自然を撮りたいなと思って来たんですけど、自然の中に住むと本当に自然が綺麗すぎて、これ写真じゃ表現しきれないなと思い、次第に撮らなくなりました。だけど、それと引き換えに切り絵をたくさん作るように。

日野:そういうモチベーションの変遷だったんですね。

早川:そうですね。そんなにカメラと切り絵で違うことをしている気はなくて、結局僕が見た景色をカメラのファインダーを通して表現するのか、切り絵を通して表現するかの違いでしかなくて、より自由度が高かったのが僕にとっては切り絵でした。写真はシャッターを切りますし、切り絵も綺麗な紙を切ると。

日野:うまいこと言っているだけで、全然違う気がしますけど(笑)。

早川:あはは(笑)。そうかもしれないです。でも表現する中で、動物のディティールがどうだったかな、とか。いろいろな場面で、本当に写真をやっていてよかったことがありました。

一口に切り絵をすると言っても、ただ紙を切って終わりではなくて、実寸大の動物たちを公園に並べるようなこともします。そういう時にはカメラの時にやっていた「一点から世界を創っていく」という作業と同じ頭を使うので前の仕事も役立っています。

地域おこし協力隊から切り絵作家に

早川:切り絵は動物とか虫とか植物をテーマにしていて、僕の作品の特徴はカブトムシの中にいろいろな虫や植物があります。

カブトムシが一匹生きていく時にどうしてもカブトムシだけでは生きていけなくて、樹液が出る木が必要だし、木が生きていくためには土が必要。そんな感じで追いかけていくと、カブトムシと全く関係ないような虫たちや植物がつながって1匹のカブトムシが生きていることを表現したかったので、1つの生き物の中にいろんな世界観を閉じ込めた表現をしています。でも見ていただく時には可愛いとか綺麗だなと感じてもらえたり、ここにも何か隠れているなと探しながら楽しんでもらえたりしていただけたらいいなと思っています。
しかし、ただ作品を創っているだけではご飯は食べられないので、お仕事としてはさっきの展示であったり、こうした広告のお仕事であったりもします。

早川:これは滋賀にある滋賀銀行の80周年ポスターで、この仕事があったばかりに僕は切り絵作家にならなきゃいけなかったんです。

日野:それは、どういうことですか?

早川:僕は地域おこし協力隊制度を活用して米原に来ました。任期の間は行政からの支給で生活していたんですけど、ちょうど任期が終わる頃に滋賀とか関西ローカルのメディアに活動を取り上げてもらう機会があり、問い合わせが増えてきていました。その中で滋賀銀行さんに年間のお仕事をいただいて、結果としてその後1年間嘘でも何でも切り絵作家を名乗らなければいけないことになってしまいました。

日野:なるほど。

地方の方がアーティスト活動は有利

日野:早川さんが初めにメディアに取り上げられる時は、どういう文脈で取り上げられたんですか?

早川:最初は、地域おこし協力隊が切り絵の作品を作っている、みたいな切り口で取り上げていただきました。

日野:なんか面白い人がいるぞ、みたいな感じなんですかね。

早川:そうですね、僕は作家やアーティストの仕事する時、地方は有利だと思うのですが、その理由の一つが、圧倒的に競争倍率が低いところだと思います。地方はメディアとしてのネタも少ないので、誰かがちょっと目立ったことやると大抵来てくれるんですよ。

日野:なるほどね。

早川:それが滋賀版の新聞だったりするんですけど、今はもうローカルだけじゃなくて、ウェブにも上がると。ウェブで見ると地方のメディアであっても誰でも見られるので滋賀が対象だったのが、関西ローカル、全国へとじわじわと広がっていった感じです。

日野:今の話が今日の一個の大きなポイントなのかもしれないですね。確かに地方の方が都会よりも目立ちやすくて、メディアをうまく活用しながら、自分がやりたい活動を注目してもらう機会をつくっていくことが一つのポイントになっているのかもしれないですね。

早川:そうですね。あとはお仕事で打ち合わせの時に見せていただいた資料を見ると、結構ウェブに自分の情報って上がってるんだなと思いました。

日野:それも大きなポイントかもしれないですね。ウェブで検索した時に出てくる状態に持っていくのがとても大事ですよね

早川:うん、それは結構大きいと思いますね。 

早川:これは大阪の水族館なんですけど、水槽に同じ魚の切り絵を入れたら面白いんじゃないか、という提案をさせていただいて、魚たちに影響を与えちゃいけないので、害がないインクを使ってアクリルプリントしたりもしました。

あとはNHKさんの「生命大躍進展」がありまして、展示した時には実寸大のマンモスとか恐竜を作ってですね。

あとは他にも今回の『白鳥になった王子』という絵本を作ったりとか。

早川:どれももちろん切り絵が起点なんですけど、いろんな仕事をしています。

(後編に続きます)

日野昌暢
1975年福岡県福岡市生まれ。2000年 九州芸術工科大学 芸術工学府 生活環境専攻修了。同年4月に博報堂入社。14年間の営業職を経て2014年よりケトルに加入。

「預かったご予算を着実な効果にしてお戻しする」という強い想いとともに、何が社会を良くするのか?を考えるデザイン発想で、事業企画や商品開発から、PR、プロモーション、マスメディアでの広告などまで、幅広い経験を活かした統合プロデュースを手がける。

また「本質的な地域活性」をマイテーマに、“外から目線”で地域資産を再編集し、地域のプレイヤーの“関わりしろ”を作りながら、事業、プロジェクト、プロダクトを共創し、開発して、情報発信を行っていくことを得意とする通称”ローカルおじさん”。

2020年には九州を取材テリトリーにしたローカル発Webメディア Qualities(クオリティーズ)を企画プロデュースし、創刊編集長。観光庁や文化庁の採択事業者へのコーチングなども多数行っている。

主な受賞歴に、2度のACC TOKYO CREATIVE AWARD グランプリ(2018,2022)、グッドデザイン賞BEST100(2022)、Spikes Asia ゴールド(2019)、カンヌライオンズ ブロンズ(2013,2019)、ADFEST ゴールド(2019)など。
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