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連載 : 「絶メシロード」ドラマ制作日記

2020/12/29

祝・テレビ東京『絶メシロード』元日スペシャル放送! 主演・濱津隆之さん×プロデューサー対談<後編>

博報堂ケトルが手がけたコンテンツ「絶メシリスト」が原案となり、弊社の畑中翔太が企画・プロデューサーとして参加したテレビドラマ『絶メシロード』(テレビ東京系)。2020年1〜4月に放送していましたが、なんと、2021年1月1日(金・祝)に元日スペシャルドラマとなって復活……!

テレビ東京と博報堂ケトルがタッグを再び組み、スペシャル版としてよみがえる今作。どうしてお正月、しかも元日の放送枠を確保できたのか? コロナ禍の中でこのドラマを制作すること意義は? そんな疑問をぶつけるべく、主演の濱津隆之さん、同作のプロデューサーの寺原洋平さん、畑中を直撃しました。前半につづき、本編の後半をお楽しみください。

コロナ禍の今だからこそ、絶メシ店を応援したい

――今回の「絶メシ」店に撮影に行かれてどうでしたか?

濱津:高崎の町中華、軽井沢の洋食店に行かせていただきましたが、毛色の違う2軒でとてもおもしろかったですね。食事は全部おいしかったです。自分の好物のメニューも食べられましたし。

寺原:もちろん現場では「好き」だなんて言ってなかったですけどね(笑)。

 

――なぜ言わない(笑)! 秘密主義なんですかね?

畑中:聞かれてないからってだけらしいです。濱津さんは自ら進んで言葉をガンガン発するタイプではないんですけど、ぽろっと出る言葉が深かったりして。今回のスペシャルドラマについても、「前回となんにも変わってないところが魅力」だとおっしゃっていて。また僕らをトリコにさせてしまうわけです。

――スペシャル版では「コロナ禍での夫婦、家族との距離感」がテーマだそうで。これを題材にしようと思ったのはなぜですか?

寺原:2020年はコロナによって気づくことがいっぱいありました。家にいることが増えたので、日中にパートナーの知らない顔があったり、テレワークゆえの家族との距離感が難しく思えたり。これまでも、金曜の夜に疲れて帰ってきた時に見たいと思ってもらえるようなドラマ作りを念頭に入れて制作してましたが、そういった2020年の現実は描かないといけないと思いました。ただ、説教くさくない感じにするのが難しかったですね。

畑中:コロナの影響を言及しないわけでもなく、押し付けがましくもなく。その絶妙な加減を見つけるのが難しかったですね。2020年は色々なことが起こりましたけど、そういったことを描きながら、新年のスタートがちょっとでも楽しくなれるようなドラマになったらいいなと思ってます。

 

――今、コロナ禍で全国の飲食店が苦しい状況だと思いますが、“絶やしたくない絶品グルメ”をめぐるドラマである『絶メシロード』を制作するのは大切なのかもしれませんね。

畑中:お店の還元にも繋がるし、こういうタイミングだからこそ、もう一度制作すべきだとは思っていました。今、こういうドラマを作ることで、「絶メシ」店全体に光が当たるといいなと。 

2021年はシーズン2の実現も……!?

――そんな中でも『絶メシロード』は今後も続くのでしょうか? 野望などありますか?

畑中:たくさん反響をいただいたし、シーズン2をやりたいという思いは常にありますね。「絶メシ」店は全国にまだまだたくさんあるので、このドラマは終わりがないと思ってます。

寺原:金曜の夜、疲れた時にふらっと出かけたくなるサラリーマンの願望がある限り、続いていくと思います。濱津さんが飽きたって言わない限りは。

濱津:言わないですよ(笑)。続編ができるなんて、こんなに嬉しいことはないです。

 

――2021年、シーズン2オンエアなんてことも?
寺原:どうでしょう。そのためには常に動いているつもりなのですが……。とにかく頑張ります!

畑中:僕もシーズン2実現に向けて頑張って、濱津さんをテレ東の深夜に呼び戻したいと思います!

 

――濱津さん、愛されてますね。それでは最後に今作の見どころをお願いします!

濱津:新しいお店、料理、店主に出会う旅をぜひ楽しんでいただきたいです。前回見ていただいた方には、「これこれ」と頷きながら見ていただけると思います。スペシャルですけど、スペシャルな部分が1個もない。それがこのドラマの魅力だと思っています。足の爪を切りながら見られるみたいな。

寺原・畑中:ははははは。やっぱり濱津さんのワードセンスすごい!

<番組情報>

『絶メシロード 2021年元日スペシャル』
2021年1月1日(金)深夜0時30分~1時30分
テレビ東京ほかで放送

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